自称“超大物右腕”は打ってもすごかった。中日の新外国人、ホルヘ・ソーサ投手(34)が15日、北谷キャンプのフリー打撃で場外弾を含む5本のサク越えを披露。投手とは思えない豪快な当たりを連発し、「打撃は自信がある。シーズンでも打ちたいね」と本塁打宣言した。 スタンドが沸いた。投手ながらメジャー通算3本塁打の大きな体から、ピンポン玉のようにボールが飛んでいった。投手陣そろっての打撃練習で見せた驚がくの一発は、左翼席奥の防球ネットを軽く越える推定140メートル弾。残り4本のサク越えもネットに突き刺さる130メートル級のライナーをはじめ、素晴らしい当たりばかりだった。視察した元西武の工藤公康氏(48)=野球評論家=も「あいつピッチャーですよね!?」と思わず周囲に確認したほどだ。 来日以来、ビッグマウスを連発している新助っ人。メジャー歴代7位の609本塁打を放った元カブスのサミー・ソーサ(43)を