辞書によればいわゆる(子供の作ったカードのピラミッドのような)危うい計画とか仕掛けとかそういう物をさすイディオムである。マイケル・ドブズ(Michael Dobbs)の名作政治ミステリーのタイトルでもある。 米国証券取引委員会(SEC)が主要格付け会社3社への調査を行ったレポートが出ているようだが、それによれば格付け会社で利益相反の問題がかなり深刻であり、自社の営業を考慮して格付けが行われていたことが明らかになっているという。 更には格付け会社の従業員がCDOマーケットの中身のなさ(裏づけ資産のクオリティーの低さ)を十分に認識しつつ高い格付けを与えたという疑いがますます強まっている。 A House of Cardsという言葉は、今回はブルンバーグニュースの中である格付け会社の従業員の書いたメールの中に登場している。 (ブルンバーグニュースへのリンク) http://www.bloombe