本をスキャンしてPDFなどのデータに変換する作業は、俗に「自炊」と呼ばれる。タブレットなどで大量の本を持ち歩いて読める用途の他にも、劣化しない、置き場所をなくせるといったさまざまなメリットがある。自炊を目的に、ドキュメントスキャナなど大量の用紙のスキャンに向いた製品を購入した人も多いはずだ。 スキャンした本を見やすい状態に整えて保存するには、傾きや向きの補正、不要ページの除去などの加工が必要になる。スキャンと並行してこれらの作業を行う場合、スキャナ付属のユーティリティ、例えば「ScanSnap Organizer」などを利用するのが一般的だが、あとでまとめて補正を行う場合や、異なるデバイスで生成されたPDFを一括で補正する場合は、Acrobatなど専用のPDF編集ソフトを使ったほうが操作が統一できる。綴じ方向の変更など、スキャナのユーティリティでは行えないさまざまな調整が行えるメリットもあ
(http://www.mendeley.com/how-it-works/ How It Works を訳しました) 文献のデータベースを作ろう まず最初に行うことは、Mendeley Desktop に研究論文を取り込むことです。これは "Add Document" ボタンから手動でも行えます。また、既存の EndNote XML や RIS、BibTex ファイルを読み込むこともできます。 PDF ファイルを Mendeley Desktop にドラッグアンドドロップすると、文書の詳細を調べてキーワードや引用文献を抽出します。また、Cross-Ref の DOI コードや arXiv の ID、PubMed の詳細情報を自動で読み取ります。 こうして、研究論文のライブラリは直感的な手順で整えられていきます。文献ライブラリ全体を検索したり、著者や雑誌名、キーワード、あるいは自分で与えた
電子書籍の普及に伴って台頭してきた「スキャン代行サービス」。この代行サービスを取り扱う短期連載の第2回は、実際に各業者に発注し、サービスの内容を具体的に検証する。 前回の記事「スキャン代行サービスの現状と内容比較」では、スキャン代行サービスの現状についてお届けした。各社のサービスの概要はサイトの説明ページを読めばおおむね理解できるものの、実際の納品物のクオリティ、および各業者の対応の詳細は、やはり実際に発注してみないと分からないところが多い。 このため今回は、同一の組み合わせパターンとなる書籍を用意し、各業者にほぼ同じ内容で発注を行い、サービス内容の検証を行った。あくまで一例ではあるが、参考にしてほしい。本企画では全部で7社の業者に依頼を行ったが、今回はまず4社、次回で残る3社について、検証結果をお届けしたい。 なお、前回も触れたとおり、スキャン代行サービスは著作権法30条1項にある「その
昨今の電子書籍ブームによって、PDFのデータを外出先で見るためのデバイスの数は、1年前とは比較にならないくらい増加した。これまでのノートPCに加え、iPadやKindle、ソニーのReader、そして各社のスマートフォンの多くが、PDFビューアとしての機能を備えている。仕事関連のファイルはもちろんのこと、自炊した書籍データに至るまで、あらゆるPDFデータを持ち歩き、好きなところで閲覧することができる。 しかしここで問題になるのが画面サイズだ。もともとA4やB5サイズだったPDFを原寸表示するには、これらデバイスの画面サイズは小さすぎる。画面サイズが大きい部類に入るiPadやKindle DX、GALAPAGOSのホームモデルであっても、有効表示面積はB5サイズにすら届かない。もちろん部分的にズームすれば細かい文字を読み取ることは可能だが、1ページを分割して表示する形になる上、ページを1枚め
無料のPDF変換ソフトPrimoPDFで有名なNitro PDF, Inc.が提供する、PDFファイルをWord、あるいはExcelファイルに変換してくれるネットサービスです。 融通の利かないPDFファイルを、WordやExcelで編集できる形式に変換してくれます。なおかつ日本語の変換にも対応しているので、多くの場面で使うことができるものとなっています。ソフトではなくネットサービスなので、WindowsやMac OSなどのOSに左右されず利用できるのも大きな利点です。 様々なファイルを試してみたところ、編集にパスワードが必要なPDFファイルも変換することができたので、さらに活用の場面は広がるのではないかと思います。詳しい使い方は以下から。■PDFファイルをWordファイルに変換する方法 Convert PDF to Word (DOC) - 100% Free! 上記ページにアクセスし、P
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