襲撃カラスと頭脳戦 来園者の買い物袋、連係し狙う 円山動物園が大型わな (12/29 12:06、12/29 12:14 更新) (上)カラスを駆除するため、組み立てが進む箱形のわな。人間が何人も入ってしまう大きさがある(下)来園者の目の前でサル山に投げ入れられたエサを狙うカラス。襲撃を続けているカラスかどうかは不明=20日、札幌市中央区の円山動物園 札幌市円山動物園で、カラスによる来園者への襲撃が毎日のように起きている。買い物袋を持つ人を狙って、複数のカラスが襲う「連係プレー」も。わなによる駆除が失敗続きの動物園は、年明けから大型の箱わなを仕掛けて問題カラスを一網打尽にするという。一方で、「動物を育む施設での殺生」という後ろめたさから、わなを置く場所は今までと同様に秘密だ。「関係のないカラスが捕まってしまう」という疑問の声も出ている。 襲うのは、一組のつがいを中心とする特定のハシブトガラ
多摩動物公園(東京都日野市)は、北海道で駆除したエゾシカの肉を、園内で飼育するライオンの餌に活用する検討を始めた。シカ肉は高たんぱく、低脂肪でライオンの肥満防止に役立つ上、試食させたところ食欲も旺盛だった。駆除された野生動物の肉を動物園が餌に使うことは極めて珍しい。野生動物による農作物や山林の被害が全国的に広がる中、新たな取り組みとして注目を集めそうだ。 【エゾシカ猟解禁】11年度農林業被害、過去最高の64億円 北海道 農林水産省と北海道によると、2011年度の野生鳥獣による農作物の被害額は全国で226億円。内訳の第1位はシカ(約83億円)で、うちエゾシカが77%を占めた。エゾシカは1頭から約20キロの食用肉が取れるが、冬季の脂が乗った肉のほかはあまり人に好まれない。11年度に北海道で狩猟・駆除された約13万5000頭のうち、食肉処理されたのは約1万9000頭と14%ほどしかなく、肉の流
予想外の大きな爆発でした。 26日、フェロー諸島の海岸に横たわる巨大なマッコウクジラの死骸。打ち上げられてから2日がたっていて、生物学者らが廃棄のために体に切り込みを入れた次の瞬間でした。クジラは腐敗が進み、体内にたまったメタンガスが一気に噴き出しました。このクジラは解体処理された後、骨格標本として博物館に展示されるということです。
都市再生機構(UR)が東京都町田市の町田山崎団地で続けていたヤギ4頭を使った実証実験が29日、終わる。 2か月間で5000平方メートルの雑草をほぼ食べ尽くし、住民の心を和ませる「予想外の効果」(UR)も生んだ。「もっといて、さびしい」と記された住民の貼り紙も現れた。任務を終えてレンタル業者の元に戻るヤギとの「お別れ会」が、同日午前11時から現地で開かれる。 オス1頭、メス3頭のヤギは、9月24日から団地内の谷間に放し飼いにされ、日中、ススキやヨシ、セイタカアワダチソウなどを食べ歩いた。夜になると自分でテント小屋に入り込み、台風の時もここで雨風をしのいでいた。 当初は、ふんの臭いなどを心配する声もあったが、ヤギは次第に住民の心に溶け込んでいった。居住区とは柵で仕切られたが、谷を見下ろす団地内の「三の橋」では、のんびり暮らすヤギを眺める住民が日に日に増え、幼稚園児たちも草を食べさせるなどした。
小型のタツノオトシゴのドワーフシーホース(学名:Hippocampus zosterae)の頭部(2013年11月25日提供)。(c)AFP/NATURE COMMUNICATIONS/BRAD GEMMELL 【11月27日 AFP】タツノオトシゴ(海馬)は、相手に見つからないように行動することに長け、流線型の頭部の特性を利用して獲物に忍び寄るとの詳細な調査結果が26日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。 かわいらしい小型魚で一見したところ、とても優秀な捕食動物には見えないのタツノオトシゴは、1秒間に約36回動く小さな背びれを使い、尾を渦巻き状にして体を直立させたまま泳ぐ。 最高速度は時速150センチ程度にすぎず、失礼のないように表現すれば、実に「堂々とした」ペースでサンゴ礁や背の低い海草が一面に生えている中を進む。 これ
ヒラリー・クリントン前米国務長官が先週、国連で象牙の密輸を取り締まる国際プログラム(8000万ドル規模)について発表したとき、象牙の密売がテロ組織の資金源になっていると言明した。 英科学雑誌ニュー・サイエンティストはこの問題に関し、詳細な記事を掲載。象牙の密輸で懐を肥やしている組織として、ソマリアに拠点を置くイスラム武装勢力アルシャバブに注目した。アルシャバブは先日、ケニアの首都ナイロビの高級ショッピングモールを襲撃した組織だ。 ニュー・サイエンティストは、米カリフォルニアに本部を置くNGO、エレファント・アクション・リーグ(EAL)のアンドレア・クロスタ代表に取材。クロスタは11〜12年にケニアで象の密猟を調べる覆面捜査チームの陣頭指揮をとっていた。彼が話を聞いた密猟者やブローカーの多くが、アルシャバブに売る割合が高まっていると語ったという。アルシャバブはそれをアジア市場に流し、大きな利
オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)の警察施設内で、においを識別する訓練を受けるネズミ(2013年9月18日撮影)。(c)AFP/NICOLAS DELAUNAY 【9月27日 AFP】オランダ警察当局の鑑識班にこのほど、ネズミが新勢力として加わった。犯罪のにおいを嗅ぎ分けるよう訓練されたネズミたちは、創作上の名探偵にちなんでデリック(Derrick)、トムソンとトンプソン(Thomson and Thompson)、マグナム(Magnum)、ポワロ(Poirot)と名付けられ、未来の鑑識捜査を担う存在として期待されている。 「われわれの知る限り、警察の捜査に活用するためにネズミを訓練したのはわれわれが世界で初めてです」と、オランダ警察「イノベーション」センター主任のマルク・ウィべス(Mark Wiebes)氏は語った。 警察犬1匹を育成するのに何万ユーロもの費用がかかり、およそ8
南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)南東200キロに位置するボナボナ動物保護区(Bona Bona Game Reseve)で飼育される、角を奪われたクロサイ(2012年8月3日撮影)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN 【9月26日 AFP】南アフリカでは、今年に入ってから688頭のサイが密猟者によって殺されており、その数は既に2012年全体を上回っていることが、22日の「世界サイの日(World Rhino Day)」に合わせて発表されたデータで明らかになった。 南アフリカには、世界で最も多くのサイが生息している。2007年に報告された密猟件数はわずか13件だったが、サイの角の需要が高いアジアの闇市場に供給するため、その数は近年急増している。サイの角の成分は爪と同じだが、アジアの人々の中には、非常に強い治癒効果があるとの誤った認識を持つ人がいる。 世
名古屋市千種区の東山動物園は13日、国内最大級の広さとなる新たなアジアゾウ舎が完成し、28日にオープンすると発表した。 生き生きと暮らすアジアゾウを野生の環境に近い状態で観察できるよう工夫した。 新ゾウ舎は約3350平方メートルで、ゾウ舎と運動場、屋内観覧所からなる。現ゾウ舎より4・5倍広く、上野動物園(東京都)の3000平方メートル近いゾウ舎を上回る。「ゾウ」と「ミュージアム」から「ゾージアム」と名付けた。 現在飼育している4頭に、スリランカから新たに2頭を加える計画があり、群れで行動する自然界に近い状態での飼育を目指す。 運動場のあちこちに餌場を作り、ゾウが餌を探すようにした。スリランカの川をイメージしたプールや泥遊びの場所、腹やお尻をこすりつけるための棒も設けた。屋内の展示コーナーでは、戦後、国内で生き残ったアジアゾウを見ようと子供らが全国から来園した「ゾウ列車」など東山動物園の歴史
【動画】元気になった迷い犬「富士男」=國米あなんだ撮影元気を取り戻しつつある富士男=RJAV被災動物ネットワーク提供保護されて元気を取り戻した「富士男」。多摩川沿いでの散歩がお気に入り=東京都昭島市中神町3丁目富士山頂付近で保護された直後の「富士男」=7月29日午後、静岡県小山町の須走口登山道5合目体を洗ってもらっている富士男=RJAV被災動物ネットワーク提供 【国米あなんだ】富士山頂付近で7月に保護された「迷い犬」が、動物保護団体のもとで、元気を取り戻しつつある。やせ細った姿で見つかったが、保護が報道された後、引き取りたいとの問い合わせが全国から殺到している。 富士山頂で迷い犬保護 犬はオスの雑種。世話をしている「RJAV被災動物ネットワーク」(東京都昭島市)から、「富士男」と命名された。代表の佐藤厚子さん(53)によると、保護直後に約16・5キロだった体重は18キロに増加。栄養失調
釧路へ出発 首振らず キリン、一時逃亡 北海道・帯広の動物園 (09/10 23:51) 移送箱の柵を突き破って逃げ出すキリンの「スカイ」 おびひろ動物園で飼育されているアミメキリンの「スカイ」(雄1歳)は10日午前、新しい飼育先となる釧路市動物園へ出発する予定だったが、スカイが輸送箱から逃げ出し、移送は中止となった。 釧路への移送作業は職員10人が見守る中、午前9時すぎに始まった。寝室と展示場をつなぐ出入り口に高さ2・8メートルの輸送箱を設け、スカイを寝室から輸送箱へ誘導、トラックに載せて釧路へ運ぶ作戦だった。 職員が輸送箱の奥から餌を見せて誘い出そうとするが、スカイは不安そうな様子で輸送箱に顔を入れたり寝室に戻ったりして、作業は難航。ようやく輸送箱に入ったのは、作業開始から約2時間後だった。 しかし、逃げ出そうとしたスカイが突然暴れだし、輸送箱の出口を封じる鉄パイプを首でねじ曲げ脱出。
【動画】御蔵島で発見された交雑種とみられる赤ちゃんイルカ=鈴木あやのさん撮影周囲とは異なる姿の赤ちゃんイルカ(手前)。母親イルカに連れられて群れの中で泳いでいた=鈴木あやのさん撮影交雑種とみられるイルカ(下) 【伊藤恵里奈】野生のミナミハンドウイルカとゴンドウクジラ類が交雑して生まれた可能性があるイルカの赤ちゃんの撮影に、水中写真家の鈴木あやのさん(34)が成功した。 場所は東京・御蔵島付近の海中。ミナミハンドウイルカ特有のとがったくちばしはなく、頭は丸みをおびている。 イルカ・クジラに詳しい千葉県の鴨川シーワールドが画像を検証、交雑した可能性が非常に高いとみる。勝俣浩副館長は「野生の交雑種が泳ぐ様子が紹介された例は今まできいたことがない」と話す。一方、日本鯨類研究所の西脇茂利参事は「頭部の形状と胸びれの特徴から、沖の群れから離れて迷子になったカズハゴンドウの子ども。ミナミハンドウイ
先月下旬以降、人がサルに襲われる被害が相次いでいる宮崎県日向市は被害を食い止めようと、8日朝から大規模な捕獲作戦を行うことを決めました。 日向市では、6日未明、自転車に乗って買い物から帰る途中だった20代の男性が、突然後ろからサルに襲われて手首や足をかまれ、20針以上を縫うけがをするなど、先月28日以降、人がサルに襲われる被害が相次いでいて、けがをした人は合わせて16人になります。 日向市は被害を食い止めようと、8日の午前7時から正午にかけて、これまで被害が集中している市内の2つの地区で、市の職員や消防団、猟友会などおよそ400人が参加して大規模な捕獲作戦を行うことを決めました。 計画ではサルが何回も目撃されている財光寺地区の山を囲み、猟友会の猟犬や爆竹などを使ってサルを近くの橋に追い込んで、網で捕獲するとしています。 サルが複数いる可能性もあることから、もう1か所の地区でも同じような作戦
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