アメリカでは、中西部から北東部にかけての広い範囲に年明けから強い寒気が南下し、ここ数年では最も強い寒波に見舞われています。 9日から週末にかけて日本付近にも強い寒気が流れ込む見込みで、北日本などを中心に厳しい寒さが予想されています。 気象庁によりますと、年明け以降アメリカでは、中西部から北東部にかけての広い範囲に北から強い寒気が南下し、今月1日から6日までの平均気温は、各地で平年より5度から10度低くなって、ここ数年では最も強い寒波に見舞われています。 特に、現地時間6日は、各地で気温が平年を20度近く下回り、ミネソタ州のミネアポリスで氷点下30度6分、イリノイ州のシカゴで氷点下26度7分を観測しました。 また、各地で大雪や強風のために、空の便の欠航や停電が相次いでいるということです。 今回の寒波は、北極の上空で平年より気圧の高い状態が続き、北アメリカ大陸付近の気圧の谷に向かって強い寒気が