大手スーパーの「イオン」は、この夏は節電の取り組みが広がり、涼しい朝の時間帯に買い物をしたいという利用客が増えるとみられるとして、来月1日から3か月間、全国のおよそ1400の店舗で、開店時間を2時間早め午前7時にすることになりました。 イオンが開店時間を早めるのは、全国に展開するグループのスーパーの90%以上に当たるおよそ1400店舗で、来月1日から3か月間、今はおおむね午前9時となっている開店時間を2時間早めて午前7時にします。 これは、夏の電力不足に備えて企業や自治体がサマータイム制度を導入するなど節電の取り組みを強めており、涼しい時間帯に買い物をしたいという利用客も増えると見込んでいるためです。 閉店時間は変えないため、営業時間は延びることになりますが、朝の利用客が増えれば、電力使用がピークになる日中の混雑が緩和し、これが店内の温度を抑え、節電にもつながるとみています。 イオンは去年