新潟県湯沢町で開催中の野外音楽イベント「フジロック・フェスティバル’16」で23日、反核・反原発をトークやライブで訴える企画「アトミック・カフェ」があり、ジャーナリストの津田大介さんと学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基(あき)さん、国際環境NGO「FoE Japan」の吉田明子さんらが登壇した。 津田さんは今回の参院選で、SEALDsが野党共闘の動きに寄与した点を指摘。選挙期間中、野党側の応援に奔走した奥田さんは「(全国32の1人区のうち)11の議席を取れたことは、負けは負けだが一定の効果はあったと思う」と総括した。また、奥田さんは「政治が面倒臭いのは、自分と意見が違う人と話すのが面倒臭いから」と話した上で、「この社会をどうやって一緒に生きていくか、『面倒臭い』を越えて考えていかないといけない」と述べた。 アトミック・カフェは、1980年代に国際的に広がった反核運動を起点に、音