アルツハイマー型痴呆:気をつけたい病気、大全集 気をつけたい病気、大全集TOP > 老人性痴呆 > アルツハイマー型痴呆 脳内の神経細胞が死滅し消失する 脳のなかの一定の神経細胞が死滅し、消失することによって起こる痴呆をアルツハイマー病、あるいはアルツハイマー型痴呆と呼んでいます。 世界中で解明に向けて努力が続けられていますが、まだ原因も発病のしくみもわかっていません。 アルツハイマーの症状 徐々に発症して、比較的ゆっくり進行するのが特徴です。 知的機能は記銘力、記憶力の低下に始まり、全体に低下していきます。 進行に伴ってつぎのような症状が出現します。 認知機能の障害 (1)失語 言語機能に障害が起こり、人の名まえやものの名まえをいうのが困難になる。 (2)失行 運動機能の障害はないのに、慣れた動作、たとえば「さよなら」といって手を振る動作、料理、着衣などがうまくできない。 (3)失認 感