テクノロジーで農業課題を解決するAGRIST株式会社は、宮崎県新富町で農家と共に自動収穫ロボットを開発しています。その中で、農家のニーズに応える形で開発されたのが、収穫作業の効率化や負担軽減などに貢献する自動収穫ロボット「L」です。 このたび、そんな「L」に最適化された、自社の試験場ともなるビニールハウス「アグリストファーム」を建設。2021年9月3日より、メディア向けに内覧および「L」の実演(約60分程度)を完全予約制で行います。同時に、同社HPにて一般販売の予約の受付を開始し、2022年10月より順次納入する見込みです。 「L」の性能「L」は、ハウス内に設置したワイヤーに吊り下げて移動するタイプのロボット。吊り下げ式移動を採用することで、初期工事の簡素化を実現すると共に、ぬかるみや落ち葉などの障害物でロボットが動かなくなるといった課題も解消しました。 また、独自機構の収穫ハンドを搭載し