飲食店情報サイトの草分け的存在の「ぐるなび」が正念場を迎えている。5月13日に発表した2019年3月期の通期決算がかんばしくないのだ。 2019年3月期の通期売上高は327億2800万円(前期比9.7%減)にとどまったものの、営業利益は12億1600万円(同74.4%減)、最終利益は5億8100万円(同81.8%減)と、本業からの儲けの幅が急速に減少している。2017年3月期に過去最高益を更新し、順調な成長を続けていた同社は、なぜわずか2年でここまでの苦境に立つことになったのか。 決算説明資料では、いま、ぐるなびが置かれている状況の分析が詳細に書かれている。