発端は、イギリスの映画制作・配給会社のアダム・トレル代表の談話が産経新聞に掲載された際、トレル氏が“日本映画はレベルが低い”と発言したことだ。ちなみにこの方、日本をはじめアジアの映画を海外に紹介する仕事をしている。トレル氏は言ったそうだ。 「日本映画のレベルは本当に低い。最近すごく嫌いになってきたよ!」 ちょっと前ならアジアでは日本映画の評価がいちばん高かったが、このごろは映画の質がどんどん下がり、韓国や中国、台湾、タイの映画に抜かれる始末とのことだ。最近は好きな邦画が見つからなくて、海外配給が大変だとも言う。 「日本映画の大作、例えば『進撃の巨人』はアメリカのテレビドラマっぽくてすごくレベルが低い。何でみんな恥ずかしくないの?」 だそうだ。コミック原作の恋愛映画に至ってはため息が出るレベルだとか。 私も、演技の“え”の字も知らないアイドルの学芸会レベルの映画を見せられたらため息のひとつも