「科学的懐疑主義」といえば宇宙物理学者でSF作家のカール・セーガンですね。 カール・セーガン科学と悪霊を語る セーガンによる科学的懐疑主義とは、 裏づけをとれ 議論のまな板に載せろ 権威主義に陥るな(権威はこれまでも過ちを犯してきた。これからも間違えるだろう) 仮説は複数立てよ 身びいきするな などなどといった思考様式で物事にあたり、世の中の様々な問題に対して妥当な答えを探り出していこうとする姿勢のことであるといえます。 自分の頭で考えることができず、権威に対して積極的に異議を唱えようとしなければ、我々は権力を握る者の言いなりになるしかない。(カール・セーガン) セーガンが特に重視したのは、権威に盲従しない思考を持つこと。その意味で、専門家の権威をもって市民を動かそうとするテクノクラシーとは明確に異なります。もちろん日本でいうところの「ニセ科学批判」とも全然違いますね。セーガンはこんな言葉