横歩きで大自然に迫る。カニ型ロボットにカメラを仕込み4千万匹の大移動を撮影2022.01.17 07:0028,514 岡本玄介 かにかにどこかに? 動物に擬態したカメラで、野生動物の生態観察をしてきたBBCの番組『The Islands’ of Spy in the Wild 2』。今度はクリスマス島を大移動する、4千万匹のクリスマスアカガニを観察するべく、ガニ股で横歩きするカニ型のロボット・カメラを開発しました。 狙うは土の中から現れ、産卵するべく海へ向かうカニたち。途中で共食いされそうになりながら、カニ目線で貴重な記録映像を収めることに成功しました。 Video: John Downer Productions/YouTubeカメラはメスに化けたことで、モーターなどのパーツを卵に模したお腹の下に隠しているんですね。今やドローンに内蔵された空飛ぶカメラなんてのも当たり前ですが、地面スレ
ニューヨークに本拠を置く海洋系エンジニアリング企業のPliant Energy Systemsがイカの動きに着想を得たという潜水ドローン「Velox」を発表しました。一般的なプロペラで動くタイプのドローンに比べて3倍というエネルギー効率を達成している他にも、耐久性に優れているとされています。 Cuttlefish-Like Robots Are Far More Efficient Than Propeller-Powered Machines https://interestingengineering.com/cuttlefish-like-robots-are-far-more-efficient-than-propeller-powered-machines Veloxがどのようなドローンなのかが一目で理解できるムービーが以下。 Ice-skating Robot Also Swi
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米カリフォルニア大学リバーサイド校と米ノートルダム大学の研究チームが開発した「Light-powered soft steam engines for self-adaptive oscillation and biomimetic swimming」は、光で動き、水を燃料とするソフトロボットフィルムだ。太陽光などの光を熱に変換して水を蒸発し、蒸気で振動を生み出し水面を動作する。フィルムに油や汚染物質を除去する層を加え、海上掃除に役立てたいという。 光に反応して曲がるフィルムは先行研究によって作られているが、Neusbotのような調整可能な機械的振動を作り出すことはできていなかった。振動は
ソニーグループ株式会社は、不整地を安定かつ高効率に移動できる6脚車輪ロボットを新たに開発した。開発はソニーグループの研究開発組織である R&Dセンターによるもの。 駆動には独自開発のシングルオムニホイールを採用し、駆動軸16軸の自由度。移動可能段差は最大30cm。 このロボットは、接地部分に車輪アクチュエーターを搭載した6本の脚構造を持つ「6脚車輪構成」。平地では車輪移動を行い、階段などの段差の昇降では脚移動と車輪移動を併用する。これによって、整地・不整地が混在する環境においても、安定かつ高効率な移動を実現する。 また、ロボット関連技術の国際学会「IROS(International Conference on Intelligent Robots and Systems) 2021」にて発表した 4脚歩行ロボットの設計思想を継承しており、動作中・静止中ともに機体の脚部にかかる負荷を分散す
As robots have steadily expanded their operations out of the controlled environments of research labs and into the chaos of real-world architectural infrastructure, getting from point A to point B has become a major challenge — take stairs, for example. In response, roboticists have developed a number of solutions, from installing rotors so that the robot can helicopter over obstacles or, in Bosto
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 仏ボルドー大学、蘭アムステルダム大学、独ルートヴィヒ・マクシミリアン大学、仏Institut Universitaire de Franceの研究チームが開発した「From collections of independent, mindless robots to flexible, mobile, and directional superstructures」は、小型ロボットの集合体が、自分たちを取り巻く大型ロボットを動かすシステムだ。多数の小型ロボットが中で動き回って大型ロボットを変形させ、細い隙間や障害物コースを通り抜けたり荷物を運んだりする。
ソニーグループは12月7日、グループ企業内で開発中の技術について外部に公開する「Sony Technology Day」を開催、プレス関係者などに向けて説明会を開いた。 ソニーがTechnology Dayを開催するのは2019年9月に続き2回目。第1回についても、記事にしている。 前回はコロナ禍前ということもあり、各技術を展示して解説するという大々的なものだったが、今回はオンライン開催が主軸。自社サイトとYouTubeで、技術に関する解説デモビデオを公開する形を採った。 ただし、2つの技術のみ、報道関係者向けに体験の場が設けられた。どちらも非常にインパクトの強い技術だ。ここではその2つをピックアップして深掘りしたい。
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米スタンフォード大学の研究チームが開発した「Multimodal sensing and intuitive steering assistance improve navigation and mobility for people with impaired vision」は、視覚障害者の歩行補助を強化する拡張した白杖だ。 白杖の手元には4種類のセンサー、先端には左右に回転する車輪を搭載。周囲の障害物を検知し、車輪を回転させることでユーザーをナビゲーションする。 視覚障害者をナビゲーションするには、衝突回避や屋内外の道案内、重要な物体の位置特定の3つの主な課題がある。一般的には白杖や盲
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