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書評に関するhotomaruのブックマーク (45)

  • ショッピングモールが商店街を潰したというのはウソ?「地方」の真相を読み解くための1冊 | オールナイトニッポン Gold Club

    人口減少。産業空洞化。シャッター商店街。高齢化。 唐突にいやな単語ばかり並べてみた。さて、皆さん、これで思い浮かべるのは、どこか?はい。すぐにおわかりだろう。「地方」である。 日の「地方」は、ダメダメである。少なくとも、メディアの多くはそう語っている。 そこで、自分の故郷を振り返ってみる。 なるほど。駅前の旧市街は、シャッター商店街だらけである。かつてあった3つの百貨店は消えてなくなった。休日、住人は、ダウンタウンを目指すことはなく、ジャージを着たまま、郊外のショッピングモールに車で出向く。デートも、遊びも、買い物も、事も、映画も、ワンストップで全部クリア。 ちなみにこれは、私の田舎、静岡県浜松市の話である。 と書くと、ああ、大手ショッピングモールが昔ながらの商店街をつぶしちゃった、って話ね、と早合点されるかもしれない。事実、「ショッピングモールが地方をつぶした」話に代表される、型に

    hotomaru
    hotomaru 2013/02/17
    ちょっと気になる
  • 勝間和代を目指さないあなたたちへ - 書評 - 夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術 : 404 Blog Not Found

    2010年06月17日12:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 勝間和代を目指さないあなたたちへ - 書評 - 夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術 著者と出版社よりそれぞれ献御礼。 夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術 花輪陽子 通常であれば一冊余計と思うところであるが、書に限って言えばと私それぞれに献いただいたとうれしく解釈できた。 これこそ真の意味での「勝間和代を目指さない」生き方にして、勝間和代に出来なかった生き方。 苦しい時代も二人で働けばリスク半分、チャンス二倍 それを知る、あるいは思い出すためだけでも、書は解である(誤字にあらず)。 書「夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術」のキモは、「600万円」でも「時代を生き抜く」でも「お金管理術」でもなく、「二人」で、である。 これが、ありそうで

    勝間和代を目指さないあなたたちへ - 書評 - 夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術 : 404 Blog Not Found
  • 処女でない少女には、何が残るか?「聖少女」

    少女から処女を引いたら、「う」しか残らない。そしてその「う」は、嘘の「う」だ。少女とは、処女と嘘から成り立っていることを知らされる、倉橋由美子の傑作。 やはり、作品にはふさわしい「読むべき年頃」がある。フィクションにまつわる仕掛けに不慣れな人が読んだら、ガツンと犯られる。高校生ぐらいのウブ(?)なわたしに読ませてやりたいw、いわゆる美少女ゲーム(死語)慣れしているなら、「交通事故」「記憶喪失」「遺された手記」の設定だけで見抜くだろうね(むしろ、これこそギャルゲのご先祖様だッ)。とはいえ、描写はリアルだ。 あたしははずかしさのあまり身悶えしました。熱い樹液のようなものが脚から胴へ、それからパパに捕らえられている果実の尖端にまで、はげしい勢いでのぼってくるのを感じながら、あたしは首を反らせ、パパの顎の下に頭をもたせかけていました。パパハアタシの胸がマダカタクテ樹ノ幹ミタイダトイウノカシラ? 残

    処女でない少女には、何が残るか?「聖少女」
  • 【モテ】「お見合い1勝99敗」から学んだ6つのポイント : マインドマップ的読書感想文

    お見合い1勝99敗 (PHP新書) 【の概要】◆今日お送りするのは、新聞記者という職業に就きながら、お見合いを100回どころか150回ほどこなしてゴールインしたという吉良友佑サンのご、「お見合い1勝99敗」。 書は「産経関西」の関連サイトでもある吉良さんのブログ、「お見合い達人の裏話」を1冊にまとめたものです。 内容的には、タイトルの「1勝99敗」そのまま、失敗談の連続。 ただし、その失敗の中からも「学ぶべき点」が多々あるため、今回はその中から6つご紹介してみます。 いつも応援ありがとうございます! 【目次】第1章 お見合いを始める心構え 第2章 お見合いの場で 第3章 デートの作法 第4章 相手の見極め方 第5章 結論の出し方 第6章 結婚についての考え方 第7章 お見合い相談室 第8章 お見合い余話 【ポイント】■1.「フタマタ」OKの巻 ◆書を読むまで、お恥ずかしながら全然知

  • 不可測性・不確実性・不可知性 - 書評 - 知性の限界 : 404 Blog Not Found

    2010年04月23日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 不可測性・不確実性・不可知性 - 書評 - 知性の限界 このつぶやきを見てソッコーニュー。 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性 高橋昌一郎 shinapple: @dankogai 高橋昌一郎著『理性の限界』の続編『知性の限界』が発売されてましたよ!今回も白熱のディベートが繰り広げられてまつ 前著「理性の限界」に勝るとも劣らないスゴ書の「おわりに」に私の書評が引用されているのがちょっぴり誇らしく、そしてそれ以上に激しく気恥ずかしい。 まったくすごい人もいるものだ。スノーの「二つの文化」をこれほど上手に架け橋する人を私は知らない。 書「知性の限界」は、名著「理性の限界」の続編。國學院大學文学部教授(!)という著者の職業を考えれば、むしろ編はこちらかも知れない。 目次 - 知性の限界 不可測性・不確実性・

    不可測性・不確実性・不可知性 - 書評 - 知性の限界 : 404 Blog Not Found
  • 魚神 - 情報考学 Passion For The Future

    ・魚神 「魚の目を覗いてはいけないよ。人間とは心の造りがちがうのだから。」 目は不思議だ。 瞳を見つめていると相手の心の中を覗いている気がする。当のことを言っているのかどうか、口は欺いても目は嘘をつかないはずと思っている。だからペットの動物の目を見たときにもそこに心を見出そうとする。でも動物は人間と違う。裏切られて悲しくなると同時に、見た目は同じなのに異なるものが背後にあることに、怖さ、不気味さを感じることがある。 捨て子だった白亜とスケキヨは土から隔離された遊郭の島で育てられた。やがて美貌の姉は遊郭で身を売り、薬学を身に付けた弟は暗闇で不思議な薬を売るようになる。二人は幼い頃から強く惹かれあっていたが、姉は弟の暗い目の奥に自分とは相いれない不気味なものを感じていた。 この小説、読者は独特で幻想的な世界観にまず強く惹かれるだろう。島民の夢を喰らう獏の伝説、巨大な雷魚、遊郭を管理する裏社

  • 勝間和代本に好意的な書評を某誌に書いたら、そこんとこが丸ごと落とされていた件 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ゲラが送られてきたのをいま確認してびっくりしました。なかったことになってる。おやあ? お陰で行数が足りないことになって加筆しなくちゃいけないので面倒です。 自分をデフレ化しない方法 http://www.amazon.co.jp/dp/4166607383 まあ、ブログで書くのも何だが、勝間和代節を楽しめる人なら、身も蓋もない筆致の良いです。高度成長時代は社会保障も企業経営も難易度低くて問題を先送りすれば経済成長が補填をしてくれたけど、いまはゼロサムゲームなのだから然るべき努力を払うべき、という論述がメインなので、書き方に嫌悪感がなければ納得の内容ではあります。 ただし、表紙が18禁なのと、論述が粗いので気になる人は読む気をなくすのかなという部分はあります。高く自己を売りようのない人にとっては、教条的な部分は相容れないでしょう、という程度かなあ。でも、個人的には面白く読みました。表紙がグ

    勝間和代本に好意的な書評を某誌に書いたら、そこんとこが丸ごと落とされていた件 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    hotomaru
    hotomaru 2010/03/12
    表紙が18禁w
  • 20歳のときに知っておきたかったこと - 川崎裕一 / マネタイズおじさん

    スタンフォード大学のティナ・シーリング(Tina L. Seelig)の「20歳のときに知っておきたかったこと」がとても面白いです。 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ発売日: 2010/03/10メディア: ハードカバー購入: 469人 クリック: 17,250回この商品を含むブログ (398件) を見る 何らかのサービスをやろうと思っているひとは読むと参考になることが多いと思います。 いくつか。 1問題は無限にあり、問題を解決すればビジネスになる。2今ある資源を使って問題解決する独創的な方法は常に存在する。3問題を狭く捉えすぎると解決できない。 起業家とはチャンスになりそうな問題を探し、限られた資源を有効に使う独創的な方法を見出し、問題を解決し、目標を達

    20歳のときに知っておきたかったこと - 川崎裕一 / マネタイズおじさん
  • 金融工学と経済学を勉強するためのベスト教科書セレクション(βバージョン) : 金融日記

    将来、金融業界で働きたい学生や、すでに働いている真面目な人々もこのブログを読んでくれているようなので、今日はお勧めの教科書をいろいろ紹介したいと思います。 デリバティブ・プライシング理論 Derivatives Pricing Theory このハルはこの分野のバイブルといわれており、デリバティブ関連の仕事をしている人やオプション理論を使っている人は、みんな一冊持っています。 デリバティブの分野では世界の標準テキストとしてNo.1の地位をゆるぎないものにしていますね。 確かに幅広い分野を網羅しているし、版を重ねるごとにクレジット・デリバティブやエネルギー・デリバティブなどの新しい話題を取り込み、どんどん洗練されていっています。 非常に丁寧な解説で間違いなくお勧めの一冊ですね。 しかし、この教授はこので一体いくら稼いだのでしょうか? 印税だけで億単位のお金を稼いでいることは間違いなさそう

    金融工学と経済学を勉強するためのベスト教科書セレクション(βバージョン) : 金融日記
  • 【脳】「脳にいい本だけを読みなさい!」森 健 : マインドマップ的読書感想文

    脳にいいだけを読みなさい!― 「脳の」数千冊の結論 (Kobunsha Business) 【の概要】◆今日ご紹介するのは、文字通り『「脳の」のガイドブック』。 大ヒットを記録した「脳を活かす勉強法」を初めとして、「脳」とタイトルに入ったを著者の森さんが検証した結果が凝縮された1冊です。 アマゾンの内容紹介から。もう迷わない、脳カオスの道案内!----なぜこんなに多くの「脳の」が出ているのか? これら「脳の」の中身は科学的な内容が担保されたものか? そんな疑問から、気鋭の著者が店頭にあふれる「脳の」を買い集め、各方面を取材し、考察して書き上げた「脳の」の決定版。登場する「脳の」の著者80人以上、「知っておくべき『脳の』101冊」の書評を収録。 当ブログでご紹介したも多数登場しておりました! いつも応援ありがとうございます! 【目次】■第1章:さながら「脳の」まつ

  • 「自分をデフレ化しない方法」を読んだ。

    明快な正論。 あと勝間さんにはアンチ的な読者がいるので良いですね。 当はダメなのに、ダメと言われない人ほど怪しいものはないし、ダメと言ってる人の筋が通ってるとも限らない。専門知識がない者にとっては、そういうのもひっくるめて全般的に判断するのはわかりやすいです。 感想としては、このに限らず前から思っていたのが、何故そんなに日銀はハイパーインフレを怖がって動くことができないのだろうか。書では、日銀の中の人があまり賢くないという流れであるが、ことはそんなに単純なのだろうか。 彼らにとって、「日国」はどういう風に見えているんだろうか。そこが大きく気になった。 さて、若干ネタ寄りの話を書いておくと、書は、後半2/3弱が経済の話です。タイトルにある「自分をデフレ化しない方法」という内容は前半が該当するのですが、デフレ時代のサバイバル術16カ条とある章から気になったタイトルを抜き出してみると、

  • 数学ガール-ゲーデルの不完全性定理 - yoriyukiの日記

    数学ガール/ゲーデルの不完全性定理作者: 結城浩出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2009/10/27メディア: 単行購入: 15人 クリック: 479回この商品を含むブログ (92件) を見る出先で読むがなくなり、それそろ諦めてHaskellの勉強をしようかとプログラミング書のコーナーを歩いていたら、何故か置いてあった。「取りて読め」という声が聞こえ…数学ガールシリーズは初めて読むのだけれど、痛い現実からの逃避であると同時に痛い現実の美化であると読んだ。この作品は一人の少年と3人の少女(美少女であるらしい)との物語として、構成されている。4人の間には、数学と言う共通の関心がある。そして、少女たちはそれぞれ少年に思いを寄せているようだ。少年は女性にモテモテであるが、優柔不断で自信が持てずぐずぐず思い悩んだりする。特別数学に秀でているわけではないが、数学好きで、自分

  • 13日間で「名文」を書けるようになる方法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・13日間で「名文」を書けるようになる方法 高橋源一郎の明治大学大学院における「言語表現法」講義の書籍化。全13回の授業が学生とのやりとりを含めて収録されている。とてつもない名講義。言葉で語らず、インタラクションで考えさせるという高度な教授法を、毎回繰り出す。 初日、スーザン・ソンタグの「若い読者へのアドバイス」という名文が配られる。死期が近いことを悟った思想家が若者に向けて「心の傾注」という言葉をキーワードに真摯な忠告を短い手紙のように書きつづったものだが、「読み終わったら、その紙から目を上げ、窓の外を眺めてみてください。なんて美しい風景でしょう。このキャンパスのいいところは、こういうものが見られることです。すぐ横に、そんなに美しいものがあるのに、活字ばかり追いかけてはいけません。読んだものは忘れて、見ることに、傾注してください。」と先生。 オバマ大統領の演説、斉藤茂吉のラブレター、しょ

  • 「住宅都市整理公団」別棟 : 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだら

    2010年01月30日22:34 カテゴリ読んだ 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだらTweet 話題の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだので紹介したい。ここのところの紹介が続いているが、これは個人的に今年はを読んで紹介しようの年にしたいからだ。ここのところあまり読んでなかったので。学生時代は週3冊のペースで読んでたんだけどなあ。推理小説ばかりだったけどね。 で、今回のこの。昨年末に「夜のプロトコル忘年会」に参加して、その場でこのの編集者である加藤貞顕さん@sadaakiに紹介されて読んだもの。今年は勧められたを読む年にしようとも思っている。小説などを中心に。ほっとくと社団法人セメント協会刊『セメントの常識』とかばかり読んじゃうからな。いや、でも面白いよ、『セメントの常識』。 で、

  • 大人のための数学「変化する世界をとらえる」

    やりなおし数学シリーズ。 ガチャピンの名言に、こんなものがある→「すごい!うみには、ふしぎな生き物がたくさんいるね」。うむ、きみのほうがよっぽど不思議だ。同様に、微積分を易しくかみ砕きながら、「sinを追いかけるcos波の高さが、sin波の(接線の)傾きだということは、不思議だよね」という著者に、同じセリフを贈ろう。 数学のプロフェッショナルでありながら、同時に数学へのワンダーを口にする、いわゆる「天然」なのだろうか。あるいは逆で、その「不思議さ」を感じ取れるように人だからこそ、数学の第一人者となったのだろうか。さておき、今回も愉しい数学の復習だった。わたしが高校生だったころ、微積分あたりから授業のペースについていけず、理解ではなく暗記ばかりでテストを乗り切っていた。その復習をしているだけで、なぜこんなにも面白いのか。 まず、分かるまでくりかえす姿勢だろう。単に数式の操作だけで証明するので

    大人のための数学「変化する世界をとらえる」
  • 「2009年は161冊読みました!」「それは何がすごいの?」というわけでオススメ本16.1冊を挙げてみる - ミームの死骸を待ちながら

    新年二目、というわけで2009年に読んだ良をまとめて書評しちまうぜエントリ。いざ数えるまで何冊読んでいるのか知らなかったんだけど、これは...案外読んでるな。まぁ、うち40冊くらいは小説なんだけど。舞城王太郎とか西尾維新とか村上春樹とか司馬遼太郎とか真山仁とか福井晴敏とか。 ちょいと余談なんだけど、...いや、そう言うことならこのブログ自体が余談の固まりのようなものか。戯言雑感チラシの裏。すなわちそれは、僕は余談に生きているというか、生き様が余談的なのかも知れない。なんとなくそんな感じはする。となると、じゃあ論はどこにあるんだろう?という疑問が沸いt ってなぜ余談に入る前に余談に逸れるのか。信じ難いな。 気を取り直して。僕にとって読書ってのは、どうもそのときの心理状態をセーブする"鍵"になっているらしい。タイトルを眺めてぱらぱらとめくってみると、以前読んだときの心理状態が再現できる。

    「2009年は161冊読みました!」「それは何がすごいの?」というわけでオススメ本16.1冊を挙げてみる - ミームの死骸を待ちながら
  • 金融日記:独立とか起業とか考えるのに面白かった本5冊

    今日は、脱サラして自分でビジネスを持ちたいと考えている人が読むととてもためになって面白いを5冊紹介します。 1.やりがいある仕事を市場原理のなかで実現する! 渡邉正裕 MyNewsJapanを創業した渡邉正裕さんのです。 渡邊さんは日経新聞の記者のあとIBMのビジネスコンサルタントを経て、完全に独立したニュースサイトを起ち上げました。 やはり日経の記者とコンサルタントをやっていただけあって、勝算がどれぐらいあってどういう動機で起業したかが具体的にとても分かりやすく書いてあって面白いです。 出版された時点での売り上げやアクセス数なども全部生々しく公表してあります。 ちなみに著者は日経の記者時代に自身のホームページを持っていたらしく、そこで記者クラブの利権や、取材先から賄賂づけにされている実態などを書いていて、会社とケンカして裁判にまでなっています。 いやー、いいですね。ファイターです。

    金融日記:独立とか起業とか考えるのに面白かった本5冊
  • の~みそ、こねこね「数学ガール/ゲーデルの不完全性定理」

    脳がコンパイルされる読書。面白くて辛いスゴ。普段と違うアタマの部位がカッカしていることが自覚され、ちょっと気味わるい。 「数学ガール」とは、高校二年の「僕」が数学好きの美少女たちに翻弄される熱血恋愛バトル――というのはウソで、著者の言を借りるなら、「理系にとって最強の萌え」を目指した読みもの。ちょこっとラブ入りの物語ベースで、ガッコで学んだ数学とは一味も二味もちがう。 今回のテーマは、「ゲーデルの不完全性定理」――とはいうものの、いきなり斬り込むのではなく、準備として攻略ポイントを解説する。「ウソつきのパラドクス」や「0.999…は1に等しいか」、「数学的帰納法」あたりは楽しく読めたが、「ペアノの公理」「イプシロン・デルタ論法」あたりになると、ついていくのがやっとで、メインテーマである第10章「ゲーデルの不完全性定理」は理解できなかった。 もちろん、「何をやっているのか」は、登場人物の会

    の~みそ、こねこね「数学ガール/ゲーデルの不完全性定理」
  • 統計思考力養成ギブス - #書評_ - 統計数字を読み解くセンス : 404 Blog Not Found

    2009年12月08日02:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 統計思考力養成ギブス - #書評_ - 統計数字を読み解くセンス 化学同人竹内様より献御礼。 統計数字を読み解くセンス 青木繁伸 こんなを待っていた。 統計思考が重要なことは不透明な時代を見抜く「統計思考力」」を読めばいやでもわかるし、「統計数字を疑う」をよめば統計をそのまま信じようとはしなくなる。 しかしそれでは一体全体統計というものをどう扱えばいいのか。 書には、それがある。 書「統計数字を読み解くセンス」は、疫学という、統計を最も実践的に扱う学問の専門家が、統計のどこに目をつけ、どこに注意するのかを実際に統計を処理しながら学んでいく一冊。 目次 - KAGAKUDOJIN BOOKSHELLより 第1章 統計数字はじめの一歩 - データの集計と分析 一 どんなデータがあるのだろう カテゴリーデータ / 数値デ

    統計思考力養成ギブス - #書評_ - 統計数字を読み解くセンス : 404 Blog Not Found
  • 【レビュー・書評】:来世であいましょう 1 [作]小路啓之 - コミックガイド - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    来世であいましょう 1 [作]小路啓之[掲載]2009年11月15日[評者]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者)■狂騒を突き抜けた先には いろいろな意味で、過剰さに満ちた作品だ。 物語の主人公は、自意識が過剰で、自分自身にまったく自信が持てず、何かにつけてすねて先回りの自己卑下に走り、自家撞着(どうちゃく)に陥っている、コンプレックスの塊のような高校生の少年だ。自分は女には絶対モテないと確信している彼が、なぜか転校生の美少女に突然言い寄られるという、ありえない展開に遭遇して、混乱し振り回されていく日々が描かれる。男性の抱え込みがちな、ある種の屈折した心理が、痛々しいまでにみごとにすくい取られており、いたたまれない気分にさせられる。 にもかかわらず、実際のまんがの表現は躍動感にあふれ、テンションはひたすら高い。息苦しい展開の中にも、はじけるような独特のタッチが、不思議と透明感や解放感をただよわせ