古来より、「俺の嫁」*1という言葉がある。 この言葉がネット上で使われるとき、ほとんどの場合でそれは、特に「お気に入りの二次元キャラ」を指すものだ。「◯◯は俺の嫁」と表明することで、その愛を周囲に示す目的があったり、ただの自己満足だったり。「俺は◯◯の嫁」と自らを強調する人も。 振り返れば、二次元キャラとの結婚を認めてもらうための署名活動があったり*2、フェイトちゃん(の抱き枕)と結婚した人がいたり*3、そんなガチな方々も世界にはいらっしゃいます*4。 ただ、多くの場合は一種の言葉遊びとしての「嫁」であり、「好きなキャラ」の範疇を超えたものではないかと。たまーに本気で「ルイズぅぅうううわぁあああああん*5」みたいな状態になる人がいても、時が経てば熱を失い、気付いたら「えるたそ〜*6」となっていてもおかしくはない。 季節ごとに作品の流行り廃りがあるように、「嫁」の流行があるのも事実……と書く