Published 2022/12/17 10:00 (JST) Updated 2022/12/21 12:52 (JST) お歳暮、クリスマス、おせち-。長崎市内の大型店で年末商戦が本格化している。消費動向や商品展開には、新型コロナウイルス流行や物価上昇など世相や天候が反映されている。 お歳暮の需要は今がピーク。浜屋百貨店(浜町)は、かまぼこなどの県産品を推し、贈り先に合わせて自由に品目を組み合わせるシリーズが伸びている。今年は特に、送料込みのギフトが人気。物価上昇を背景に「お得」を重視する消費者心理が垣間見えるという。一方、新春のおせちの受注は10月に始め、高価格帯を中心に売り切れが続出。担当者は「家に少人数で集まり、ちょっとしたぜいたくを楽しみたい人が増えているのでは」と推測する。 ゆめタウン夢彩都(元船町)は、お歳暮の販売で同業他社を先行しようと、今年は10月にコーナーを開設。1