2008年1月に発足した「1000ゲノムプロジェクト」は、国際共同研究のひとつで、世界中から1000人以上のゲノムを解読してゲノムレベルの人種差、個人差を明らかにし、ヒトの遺伝的多様性の詳細な地図を作り、医療に役立てることを目的としている。 このプロジェクトに参加しているのは、アメリカ:国立ヒトゲノム研究所、イギリス:サンガー研究所、中国:北京ゲノム研究所などだ。Nature Newsの伝えたところによると、1000人ゲノムプロジェクトの参加者が失われたアメリカ先住民グループの遺伝子を再構築したという。 ソース:Rebuilding the genome of a hidden ethnicity : Nature News 【人類】絶滅した民族を生き返らせる―アメリカ先住民タイノ族ゲノムの再構築 タイノ族はカリブ海でヨーロッパの探検家に出会った最初のアメリカ先住民族だった。 だが、彼らは