日本IBMは2009年2月25日、ネットワーク経由でハードウエア資源を提供するための拠点「IBM Computing on Demandセンター」を千葉に開設した。CPUやハードディスク、メモリーといったハードウエアだけを提供するのが特徴だ。今年4月1日から提供を開始する。 従来、同社が提供するアウトソーシングでハードウエアだけを提供することは基本的にはなかった。それが今回、標準サービスはハードウエアのみ。ハードウエアの保守は日本IBMが行うが、必要なソフトウエアは利用者が用意し、導入から運用までを実施する。 契約期間が短いのも特徴の一つ。最低利用期間は1週間。新規事業の早期立ち上げに利用したり、業務が集中する時期だけ利用したりといった使い方を想定している。従来は年単位の契約がほとんどだったという。 最低利用料金は5万400円(クアッドコアCPU2個搭載のサーバーを1週間利用する場合)。1
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