電卓のようなルックスの「VOCALOOP」は、ヤマハの音源チップ、NSX-1を搭載した音系ガジェット。ボタンを使って日本語の言葉とメロディーを打ち込むことで、リアルタイムにVOCALOID歌わさせることができます。単に歌わせるだけでなく、上部の4基のエンコーダーを使って、ピッチ・シフトやオクターブ・シフト、ノート・レングスといったパラメーターをリアルタイムに変化させることも可能。また、任意のポイントで歌声をループさせることもできます。 Webサイトによれば、“日本語ボーカル特有のグルーブ感で、リアルタイムにVOCALOIDを歌わせることができる”点が「VOCALOOP」の大きなウリのもよう。VOCALOIDをシンセサイザー/音源として改めて捉え直し、“日本語ボーカル独特の響きを用いたループ/ミニマル/クラブ・ミュージックを創るためにデザインした”とのことです。