ロシアを訪問し日本維新の会を離党した鈴木宗男参院議員は、28日、札幌市で自民党の会合に出席し、「お陰様で、私も日本維新の会から足を抜くことができた。こんなありがたいことはない」と述べた。 党に無届けでロシアを訪問した鈴木氏について、維新の会は除名する方針を固めたが、鈴木氏は10日、処分に先立つ形で離党届を提出した。 会合で鈴木氏は、「今度は、大手を振って堂々と、自民党と公明党の候補者で応援がほしいと言う人に、しっかりやる。遠慮なく使ってほしい」と述べた。 さらに鈴木氏は、「鈴木宗男だけが、ウクライナ問題が始まってから、一にも二にも停戦だと訴えてきた政治家だ」と強調した。 会合には、鈴木氏の娘である自民党の鈴木貴子副幹事長も出席し、「親も同席しているが、政治家としての生みの親、育ての親は皆様との思いで、全力を尽くす」と、自民党関係者や支持者らに訴えた。 この記事に載せきれなかった画像を一覧で