【喫煙率は男性横ばい、女性は微増…厚労省のもくろみ外れる?】 (「あなたの健康百科」より) 厚生労働省は12月6日に、2011(平成23)年の「国民健康・栄養調査」の結果概要を発表しました。それによると習慣的な喫煙者の割合は全体で20.1%で、前年より0.6%の増加。男女別でみると、男性は32.2%で前年比0.2%増と横ばい、女性は9.7%で前年比1.3%増とちょっと増えました。2010(平成22)年に大幅な値上げが行なわれましたが、とくに大きな影響は見られないようです。 厚生労働省のページには、過去の成人喫煙率の変遷が年代別に載っています。 成人喫煙率(厚生労働省国民健康栄養調査) 1989(平成元年)には、成人男性の55.3%が喫煙者だったんですね。とくに20代の若者と60代以上の高齢者の喫煙率が、激しく減っています。女性は、平成に入ってからは8~12%のあいだを行ったり来たりしていま