“学習医学”からみた正しい社会人の勉強習慣 昇進、資格試験、企画書作りなどにバッチリ役立つ 資格取得や昇進試験など勉強と縁が切れないサラリーマンも多いが、最近、受験生を持つ親の間で話題の「学習医学」をご存じか? 脳のメカニズムに合った理想的な勉強法を研究したもので、提唱者の吉田たかよし氏は灘高、東大、国家公務員1種といった難関試験を一発合格。現在は受験生外来の「本郷赤門前クリニック」院長として受験生とその親に「学習医学」を応用した勉強法を指導している。 社会人にも役立つというがどんな方法なのか? 吉田氏に聞いた。 「勉強で大切なのは時間ではなく質。勉強に役立つと科学的に証明された睡眠や食事、運動などの生活習慣や、モチベーションの維持や記憶力アップの方法を知ることが欠かせません」 これまで吉田氏が相談を受けた受験生は500人。うち100人は医学部の再受験や司法試験、会計士試