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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (3)

  • 南極でペンギン150万羽を発見、衛星とAIを駆使

    アデリーペンギンは南極で繁殖する2種のペンギンのひとつ。彼らは気候変動に脅かされている。(PHOTOGRAPH BY CRISTINA MITTERMEIER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 150万羽を超すアデリーペンギンが、南極半島の先にあるデンジャー群島で新たに発見されたという論文が3月2日付けのオンライン科学誌「Scientific Reports」に掲載された。 デンジャー群島にペンギンが生息していることは以前から知られていた。しかし、ほとんど調査は行われず、生息数は謎に包まれていた。 そこで、研究者らが衛星写真を解析した後に野外調査を続けて行ったところ、巨大なコロニーの存在が判明した。そのなかには世界第3位と第4位の大きさのアデリーペンギンのコロニーも含まれている。今回の発見により、南極半島の先端から西部に広がる海域で確認されているペンギンの数はお

    南極でペンギン150万羽を発見、衛星とAIを駆使
  • 20万頭ものサイガ大量死、原因は細菌の増殖だった

    草をむメスのサイガ。種としての将来は不透明なままだ。(PHOTOGRAPH BY IGOR SHPILENOK, WILD WONDERS OF EUROPE) 中央アジアのカザフスタンで、深刻な絶滅の危機に瀕しているウシ科の動物「サイガ」。2015年に発生した大量死の原因が、ようやく判明した。(参考記事:「絶滅危惧種サイガが大量死、生息数が半減」) 2015年の春のこと。カザフスタンの草原には何キロにもわたり、至るところにサイガの死体が転がっていた。全世界の生息数の半分以上にあたる20万頭以上のサイガが、原因不明の病に倒れたのだ。(参考記事:「動物の大量死で何が起こる?イノシシ3トンで実験」) ヤギと同程度の大きさで、思わず笑ってしまいそうな外見をしたサイガは、ゾウの鼻を押しつぶしたような柔らかい鼻を特徴とする。その大量死したサイガの死体を科学者が詳細に調べた結果、死因はパスツレラ・ム

    20万頭ものサイガ大量死、原因は細菌の増殖だった
  • 3千年前の神殿が破壊される、ここが貴重だった

    2010年当時のアインダラ神殿。鉄器時代の貴重な石の彫刻が多数施されている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL DANTI) 3000年前に建造された壮麗な神殿、シリアのアインダラ神殿が、トルコによる空爆で破壊された。謎めいた巨大な足跡があるほか、旧約聖書に記されたソロモンの神殿の姿を解明する手がかりとなる建造物を残していた神殿だ。 その大きさにおいても、発掘された範囲の広大さという点においても、シリア屈指の遺跡だった。なかでもよく知られていたのは、ライオンとスフィンクスを表した石の彫刻と、古代エルサレムにあったユダヤ教最初の神殿「ソロモンの神殿」に似ている点だ。 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)とシリア文化省によると、1月26日、クルド人勢力が支配する都市アフリンの南部をトルコが攻撃。空爆により、神殿の大半が破壊されたと

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