科学者が研究を始める瞬間も、それまでの経験知から飛躍した「直感」に導かれることが数多くあります。私のメンターになってくれた先輩もよく「直感だけど、多分こういうことではないかと思う」を口癖にされていました。まだ調べてはいない、でもここにきっと「何か」があるはず、という引力を感じているような言葉です。 しかしこの「直感力」というのは何なのかと説明せよと言われた場合、なかなかもどかしいことになります。直感が生まれる瞬間が捉え難いせいもありますし、説明不能な理性的思考の果てにあるものだからでもあります。 直感力とは何か? それは鍛えることができるものなのか? というテーマは取り組むにはなかなか難しいわけです。 ライフハックス心理学のブログを運営しており、数々のヒット本もお書きになっている佐々木正悟さんの新刊「できる人の直感力・あなたの潜在能力が目覚める30のメソッド 」をご本人からいただきました(