二次元オタクは迫害されていて三次元好きであることが偉いような風潮があった、という報告を数件目にしたのだけど、 私が通った地方の公立中学は全然そんなことがなかったので書きたい。 中1のとき、「小学校の頃から不登校で、中学入学しても不登校のままで、テストや式典のときだけ現れる女子」がいた。 その子は歯を数本失っていて残った歯もガタガタで色も汚く、髪も肌も汚く、 中学校の制服にゆとりがありすぎてパカパカするほど極度に痩せていて、容姿を一目見たときの衝撃度が半端ない子だった。 そして担任がその子の家に通って定期的に面談をしていたのだけど、その面談内容をクラスで喋った。 「カッツンとかいう話をしててなあ。おじさんにはわからんわ」。 ジャニーズのKAT-TUNがデビューする前、コアジャニオタ以外の知名度がまるでなかった時期に、 その子はおじさん担任相手の定期面談でデビュー前のKAT-TUNの話ばかりを