フクロアマガエルの1種(学名:Gastrotheca guentheri)は進化の過程で下アゴの歯を失ったが、再獲得している。 Photograph courtesy William E. Duellman, Biodiversity Institute/University of Kansas カエルの下アゴの歯が2億年振りに“復活”したという研究結果が発表された。複数の専門家によると、進化論の土台を揺るがす発見だという。 合わせて6000種を超えるカエルのうち、大部分は上アゴに小さな歯があるだけだ。一方、南アメリカに生息するフクロアマガエルの1種(学名:Gastrotheca guentheri)だけは上下のアゴに歯が生えている。 カエルの共通祖先は長く下の歯を保持していたが、系統樹を分析したところ、2億3000万年以上前に失い、共通祖先自体も最終的に絶滅したことがわかった。 研究論文
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