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ブックマーク / www.jst.go.jp (3)

  • 共同発表:浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明~なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか~

    ポイント 睡眠時に記憶がどのように固定され、消去されるのかその仕組みはよく分かっていなかった。 マウスを用いた実験で、視床下部に少数存在するメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)がレム睡眠中に活動し、記憶を消去する役割があることを発見した。 MCH神経が記憶に影響を与えるメカニズムの解明は、強い恐怖心を伴った経験の記憶がトラウマとして残ってしまう心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法開発への貢献が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学 環境医学研究所の山中 章弘 教授らの研究グループは、脳のメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)注1)がレム睡眠注2)中に記憶を消去していることを明らかにしました。 これまでの研究から、MCH神経が摂行動や睡眠覚醒の調節に関わっていることは分かっていましたが、記憶への影響は不明でした。 研究グループは、超小型顕微鏡を用

    共同発表:浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明~なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか~
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    htnma108 2019/09/21
  • 共同発表:磁気の性質を使って論理演算を実現~電流を流さない新しいコンピューターが期待~

    ポイント 磁石の波であるスピン波は、電気を流さず伝えられるため次世代省エネルギーコンピューターへの応用が期待されているが、実際に論理演算を可能にするスピン波回路は実現していなかった。 スピン波回路の形状を制御することで、全ての基演算パターンを実現するデバイスの実証に成功した。 デバイスの微細化や多段化を進めることで、発熱が少なく処理性能の高い新たなコンピューターの開発が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業の一環として、豊橋技術科学大学の後藤 太一 助教と慶應義塾大学 理工学部の関口 康爾 専任講師らのグループは、磁石の波であるスピン波注1)を位相干渉注2)させることで、スピン波演算素子を実現しました。 これまでのスピン波に関する研究で、位相干渉は実現されていましたが、その演算素子としての機能の実証は不十分でした。また、演算素子の全ての機能を実現するのに不可欠な、否定論理積(NAN

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    htnma108 2017/08/15
  • 共同発表:磁気の流れ(スピン流)の増大原理を初めて解明~電子スピンを利用した省エネルギーデバイスの実現に一歩前進~

    ポイント 従来の電子デバイスの限界を突破する次世代省エネルギー電子技術の担い手として、磁気の流れ(スピン流)に関する研究が世界規模で進められてきた。 今回の研究によりスピン流の増大原理が初めて解明された。 スピン流を利用した新原理の省エネルギー・高機能デバイス開発に期待。 慶應義塾大学 理工学部の安藤 和也 専任講師らは、磁気の流れ「スピン流注1)」の増大原理を世界で初めて明らかにしました。 電子は電気と磁気両方の性質を併せ持っており、電気の流れである電流のみを利用してきた従来のエレクトロニクスに対し、磁気(スピン)の流れ「スピン流」を利用することで次世代の省エネルギーデバイスの実現を目指すスピントロニクスに関する研究が近年世界的規模で進められています。スピン流の示す最大の特徴は、電流を流さない絶縁体中でもマグノン注2)と呼ばれるスピンの波を利用できる点にあり、この性質を利用することで、電

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    htnma108 2015/06/03
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