ただし、後置ifが使えるからといって、無理に普通のif文を後置ifに書き直す必要はありません。 むしろ、後置ifを使うとかえって読みづらくなるケースもあります。 後置ifが不向きなケース たとえば、あなたがコードレビューをしているとき、こんな(物騒な)コードを見かけたらどう思いますか? 「おいおい、頭大丈夫?」と思うようなコードですが、実はこのコードは後置ifで書かれていました。 (ユーザがゾンビだった場合のみ、メッセージを返すメソッドだった!) 後置ifを読むときは条件文があとにやって来ます。 コードが横に長いと条件文がぱっと目に入らないため、「えっ、なんでこのタイミングでこんな処理が入るの!?」と読み手を困惑させる原因になります。 こういったケースでは普通のif文で書いた方が可読性が高くなります。 def message_to(user) # 普通のif文で書けば、特定の条件のみメッセ