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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (48)

  • グリー躍進、本当の理由(後編):日経ビジネスオンライン

    そう言えば、ある社員を個人的に飲みに誘った時、「役員が揃って遅くまで仕事をしているので、夜はなかなか抜けにくいんですよ」と断られてしまったことがある。ベンチャーなのに、随分と古いことを言うものだと思った。 それもそのはず、この会社では、社長の田中良和自身が一番遅くまで居残ることも珍しくないほど、上がよく働くというのだ。 自ら「モーレツ社員」の範となる社長 毎朝8時に起きて9時半に出社、会がなければそのまま24時くらいまで働き午前2時に就寝。プライベートの飲み会は余り好まない。土曜は役員会があるので出社。日曜は家でゴロゴロしていることが多い。田中の日常である。 グリーの社長にして、約60%の株を持つオーナー。1000億円以上の資産を有する、アジアを代表する起業家となった今でも、社員と同じ空間に机を並べ、夜遅くまで黙々と仕事をしている。要するに仕事の虫、ワーカホリックである。 そんな田中は、

    グリー躍進、本当の理由(後編):日経ビジネスオンライン
  • グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン

    生きのいい珊瑚に蝟集する熱帯魚のように金融機関や投資家が我先にとネットベンチャーに群がる時代は、とうに過去のものとなった。 よほどの将来性と堅実なビジネスモデルがなければ、証券会社はおいそれと上場の主幹事を引き受けてくれない。上場できたとして、ネットバブル崩壊とライブドア事件を経た投資家の目は相当に厳しい。 しかしこの逆風下で、グリーだけは威勢がいい。主に携帯電話向けにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とゲームを提供するサイト「GREE」を運営する、創業5年目のベンチャーだ。 グリーが東証マザーズにデビューしたのは、世界中の市場が金融危機の影響で冷え込んでいた2008年12月のこと。それでも、公募価格を大きく上回る初値が付いた。その後、株価は右肩上がりの曲線を描きながら、今年9月末には上場来高値の5330円に至った。 10月23日時点の株価は4940円。それでも上場時の倍の水

    グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン
  • 頑張らないから11年連続で増収増益:日経ビジネスオンライン

    はい、その反対です(笑)。売り上げを安定的に伸ばした方が、コストをコントロールしやすい。トータルの売り上げは景気によってぶれますが、売り上げが上がり過ぎるとか、下がるというのが経営的には大変なんです。 景気がいい時は、店を増やさなくても、既存店の売り上げが増えていきます。景気がいいとお店が忙しくなっているから、それだけでいい、というわけです。まあ機会があったら少し店をつくりましょう、くらいですね。 しかもそういう好況時に店をつくろうとすると、物件が高いし社員も足りない。採ろうとすると、どこでも社員を採るからいい人が来ないし、給料がずいぶん上がります。だからそういう時は、それなりに適当にやっていきましょう、ということです。 ところが景気が悪くなってくると、既存店の売り上げが下がる。悪くなるんだったら、20人でやっている店は19人でできる。ちょっと暇なんだから1人減らして何とかやると人件費5%

    頑張らないから11年連続で増収増益:日経ビジネスオンライン
  • 伊東 乾の「常識の源流探訪」 :NBonline(日経ビジネス オンライン)

    このコラムについて 私たちが常識として受け入れていること。その常識はなぜ生まれたのか、生まれる必然があったのかを、ほとんどの人は考えたことがないに違いない。しかし、そのルーツには意外な真実が隠れていることが多い。著名な音楽家として、また東京大学の准教授として世界中に知己の多い伊東乾氏が、その人脈によって得られた価値ある情報を基に、常識の源流を解き明かす。 記事一覧 記事一覧 2013年4月9日 源流を問わない常識は迷信と変わらない 先行きの質を見通し、バブルに踊らされるな!(休載最終回) 2006年、思いがけず開高健賞というものを貰って、音楽を生業とする私が40歳を過ぎてから職業原稿の依頼をコンスタントにいただくようになりました。 2013年4月4日 「やりたいこと」で「出来ること」をサクサクやってゆこう 「のため病」と「五月病」(終章) この4月から、半年に1つ程度ずつオペラを作ってゆ

    伊東 乾の「常識の源流探訪」 :NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 【12】ジャパネットたかたの本当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    プレゼンの時、ビジネスパーソンが陥りやすいのは、アピールポイントの絞り込みができず、あれも、これもと情報量を多くしてしまうこと。虻蜂(あぶはち)取らずとはこのことだ。 スペックのディテールを話すのは関心を持ってもらえてから、と腹をくくることも時には必要だ。導入の段階で大事なのは、その提案そのものに、夢や、希望や、幸せのメッセージを感じられるかであると思う。そんな時こそ、高田社長の独特の話法はビジネスパーソンのモデルになりうるのではないか。 「うーん、そうかもな」と思った方はもう一つの、彼のプレゼンを見てほしい。 10年、20年先にある幸せまでもイメージさせる だいぶ以前。たしか新発売の700万画素のデジカメを紹介した時もそうだった。当時、700万画素と言えば相当なハイスペック。普通なら技術的に優れている部分をアピールしたいところ。しかし、高田社長はこう切り出した。 「いいですか、人気のデジ

  • 笠原健治ミクシィ社長~『宇宙のひみつ』から始まったサービスの探求(前編):日経ビジネスオンライン

    かさはら・けんじ 1975年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒。97年、大学在学中に求人情報サイト「Find Job !」の運営を開始。99年に法人化、代表取締役に就任。2004年2月、ソーシャル・ネットワーキングサイト(SNS)「mixi(ミクシィ)」の運営を開始。現在、430万人を超えるユーザーを抱える、日最大のSNSに成長。 渋谷の町を見晴らす、社長・取締役が使用するミクシィの会議室。そこで「社長の棚」を見せてもらった。 棚には、IT企業の社長らしくネットやビジネス関連の実用書が並んでいる。ところどころ、話題のビジネス書に混じって教科書のような分厚いがある。小説の類いは一切なし。遊びや無駄を省いた、「仕事直結型」の棚だ。 ミクシィの社長・笠原健治氏は現在30才、ネット業界で言うところの「76(ナナロク)世代」である。「76世代」とは1976年前後に生まれ、大学時代にパソコンを

    笠原健治ミクシィ社長~『宇宙のひみつ』から始まったサービスの探求(前編):日経ビジネスオンライン
  • “謝罪”と“自分の主張”  同時にしてはいけません:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    “謝罪”と“自分の主張”  同時にしてはいけません 苦手な「クレーム対応」にどう立ち向かう? 2006年6月26日 月曜日 大橋 悦夫,佐々木正悟 苦情やクレームは嫌なものですが、捉え方次第で前向きに活用することができるものです。 「日経ビジネスアソシエ」2006年4月4日号にサイバーエージェントの藤田晋社長が「謝るならさっさと潔く」と題して以下のようなことを書かれています。 相手の気持ちを静めるために「謝る」ことと「自分の正しさを認めさせる」ことを一度にやろうとすると必ず失敗します。目的がぶれるからです。謝罪の時は今この瞬間に一番大切な目的以外のことを考えてはいけません。 少し前の話になりますが、私自身もこの「謝ること」を強烈に迫られたことがあります。お客様から苦情のメールをいただいたのがその始まりでした。 苦情の内容は詳しくは触れませんが、そこから読み取れる内容は、確かにこちらの過失が

  • ブロードバンド大国に死角:日経ビジネスオンライン

    光ファイバー、ADSL(非対称デジタル加入者線)に代表されるインターネットを利用したブロードバンド(高速大容量)サービス。国内の契約数は今年3月末で2330万契約に達し、世帯普及率では4割を超えた。最新のニュースはポータル(玄関)サイトで見、目的地は経路探索サイトで調べる。ホテルの予約や株取引も自由自在。映画やニュース番組などの動画もネット経由で見られるようになり、日人のライフスタイルを一変させた。 ところが、急速に普及するブロードバンドサービスの裏で、その根幹を揺るがしかねない問題が浮上した。通信インフラの脆弱性――。短期間のうちに利用者や、大容量の動画などを配信する会社が急増する一方で、一部のプロバイダー(接続業者)の設備能力が追いつかなくなってきたのだ。 脆弱なインフラは、利用者にとってブロードバンドサービスの根を突き崩しかねない危険をはらんでいる。どれだけ加入者が増え、情報配信

    ブロードバンド大国に死角:日経ビジネスオンライン