ネットワーク・モニタ3.0のフィルタでは、DNS OR ICMPやTCP.PORT==1234といった、自由形式の式を利用する。 TIPS「ネットワーク・モニタ3.0を使う(基本編)」では、新しく利用可能になったネットワーク・モニタ3.0のインストールと簡単な利用法について解説した。ネットワーク・モニタ3.0には多くの機能があるが、本TIPSでは、「表示フィルタ」の利用方法について解説する。ネットワーク・モニタでパケットをキャプチャすると、そのコンピュータから送受信されているすべてのパケット(およびブロードキャスト・パケット)がキャプチャされ表示されるが、これでは目的外のパケットまで表示され、目的のプロトコルに注目するのが困難なことがある。特にサーバ・コンピュータや、リモート・デスクトップを利用している場合は、定常的に多くのパケットが流れていることが多く、必要なパケットを見つけるのが難しい