ケンウッドの新HDDプレーヤー「HD30GB9」を使ってみた −最高レベルの音質。使い勝手も向上した“孤高の1台” ケンウッドのHDDオーディオプレーヤー「Media Keg」(メディアケグ)シリーズの初代モデル「HD20GA7」は、HDDプレーヤーとして初めてデジタルアンプを搭載し、2005年6月に発売された。20GB HDD搭載で発売時の実売は約45,000円と高価だったが、音質を重視するユーザーを中心に支持された。 このモデルは、同社お馴染みの音質マイスターが開発に参加しているが、さらにチューニングを行ない、高音質化したモデルとして2005年11月に「HD30GA9」(当時実売5万円)が発売。音質だけでなくHDDを20GBから30GBにグレードアップさせたほか、高音域補間技術「Supreme(サプリーム)」を追加。さらに独自のロスレス圧縮フォーマット「Kenwood Loss