毎週月曜日は、投資に関する記事を書いています。今週は少し目線を変えて、最近の住宅ローン事情について触れてみたいと思います。 最近、全国的に最長50年返済を売りにした住宅ローンが商品化されているようです。 この1年間で、10行以上が50年に対応している。 かつて住宅ローンといえば、長くても35年返済が最長でした。 例えば30歳で住宅を購入、ローンを最長35年で組んだとして、完済が65歳。これでも、以前は企業の退職年齢が一般に60歳とされていたことを考えると、残り5年はどうするの?という課題を感じる商品設計だったことは事実です。 しかし、今日的には、少子高齢化の波も相まって生涯働くという、定年廃止や再雇用を行う企業も随分と増えた。 65歳まで何らかのかたちで働くという人も増えたのです。ただし、賃金は何割か減った。そのような人も多いのですが。 そして今回の50年返済。 30歳を例にすると、完済時
