灯台の観光資源化を目指す「恋する灯台プロジェクト」に2017年度、下田市の爪木埼灯台が県内で初めて選ばれた。全国100カ所の灯台を「日本百名灯台」として“聖地”に認定する取り組みで、市と地元の須崎区、市観光協会などは爪木埼灯台を軸にした新しい観光戦略を打ち出す。 同プロジェクトは民間団体の日本ロマンチスト協会(長崎県雲仙市)が主催し、日本財団や国土交通省などが支援する。「人生や恋愛に悩み、迷ったら真っ青な空と海を背景に気高く立つ白亜の塔を訪れ、道しるべにしよう」と呼び掛ける。 同協会によると、気象予報士やデザイナーら委員10人が全国3211カ所の灯台から選定。16年度に最初の20カ所を選び、このほど爪木埼灯台など10カ所を追加認定した。 審査基準は「ロケーション」「歴史」「景観」など6項目。須崎半島の突端に立つ爪木埼灯台は「高台に凜(りん)とたたずむ白いシルエットや、伊豆諸島を望む雄大な風
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