14日投開票の民主党代表選で、5年前に死亡した大阪市城東区の元民生委員の男性に、民主党本部から代表選の投票用紙が送られていたことが10日、分かった。突然の通知に驚いた男性の長男(51)は「亡くなった人にまで届くなんてあんまりだ」と立腹している。 長男によると、男性は生前、知人に誘われて民主党のサポーター登録をしたが、平成17年4月に死亡。その後、党費も支払っていなかったが、今月上旬に投票用紙が届いた。 党本部は「サポーター登録をした人には今年5月に登録のお礼状を出した。身に覚えのない人からはそのときに連絡をもらっている」と説明するが、その際、連絡のなかった人の登録解除などはしていなかったという。 サポーター票をめぐっては、自民党員や登録に身に覚えのない人の自宅に投票用紙が届くケースも確認されているといい、長男は「首相を選ぶ選挙がこんないい加減でよいのか。民主党の党員やサポーターの管理はずさ