日本オラクルは2016年2月10日、「Oracle Database」の導入企業を対象に「セキュリティ・リスク・アセスメント」サービスを無償で提供すると発表した(写真)。企業が保有する顧客データや業務プロセス、セキュリティ・ポリシーなどの分析を行い、リスクを回避する実行可能な手法を提示するという。 新たに提供する「Oracle Databaseセキュリティ・リスク・アセスメント」は、データベースのセキュリティ状況を調べる独自のスクリプトプログラムを使って、短期間に企業のセキュリティ面のリスク要因の特定や、実務的なレビューを提供する。データベースへのアクセス制御や暗号化、監査・監視によって、データをどう守るかという課題に対応するという。 ストレージやネットワーク、業務アプリケーションといった周辺のシステムも対象で、業務プロセスや既存のシステム設定変更、セキュリティの改善計画の立案を支援する。