2020年4月21日のブックマーク (2件)

  • コロナウイルス禍が照らし出す国民国家の弱さ/池田嘉郎 - SYNODOS

    コロナウイルスが世界を席巻するなかで、この災禍が国家や社会のあり方にどのような影響を与えているのかについて、色々な意見が出されている。多くの論者は、このコロナ禍によってグローバリズムの理念が大きく後退し、かわりに国民国家が再浮上したと指摘している(たとえば、Gideon Rachman, “Nationalism is a side effect of coronavirus”, Financial Times電子版、3月23日付け;ギデオン・ラックマン「大流行の危ない副作用」、『日経済新聞』3月30日付け)。たしかにヨーロッパでは、コロナ対策におけるEUの役割はよく見えず、個々の国家が前面に出ている。それ以外の地域でも、国家が対策の中心にいることは間違いない。 だが、私は、国民国家の再浮上と留保なしにいうことにはためらいがある。まず、より適切な用語はないのだろうか。イスラエルの一論者は

    コロナウイルス禍が照らし出す国民国家の弱さ/池田嘉郎 - SYNODOS
    hwapyung
    hwapyung 2020/04/21
    お約束の新自由主義叩きではあるが、では逆に大きな政府を維持して医療福祉が充実し(無料だが数か月待ちとかは論外)普段の経済競争力も高い、なんて国は存在するのか?定番の北欧もコロナは駄目な部類だし
  • 日本に200万枚寄付も、そう楽ではないらしい台湾のマスク事情

    新型コロナ肺炎のパンデミックで、今あらためてマスクの効用が見直されている。マスクで顔を隠すと強盗と間違われて撃たれる、などといわれる銃社会米国ですら、ついにトランプ大統領がマスク着用を呼び掛けた(自分はしないと思う、との注釈は彼一流の強がりか)。 中国が一月から、自国での蔓延や他の情報を隠蔽しつつ世界中で数十億枚のマスクを買い漁ってきたとの話が流布されている。豪州などでの確たる証拠があり、米国政府高官も口にしているので、まんざら怪情報や陰謀論の類と片付けられることでもなさそうだ。 日では世帯当たり2枚の布マスク配布が始まった。466億円掛かるらしい。製作費が1枚200円余りらしいので5000万世帯として2百数十億円、残りの2百数十億円は郵送費か。日郵便には増員に伴う増し分人件費などを除く通常コストくらいはぜひ負けてもらいたい。 早速、変色や毛髪混入などの品質問題や小さいだの洗うと縮むな

    日本に200万枚寄付も、そう楽ではないらしい台湾のマスク事情