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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (6)

  • 「ライトノベルは一人称文体ばかり」が本当か調べてみた - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライトノベルは一人称文体で書かれているもの」…というイメージがあるそうです。 簡単に説明しますと、「一人称文体」とは、小説の「地の文」が一人称で書かれているものを指します。たとえば「吾輩はである。名前はまだ無い。」とかですね。これが「メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。」だと三人称文体ということになります。 ライトノベルで言えば、『涼宮ハルヒの憂』は徹底してキョンによる一人称ですが、『とある魔術の禁書目録』だと「上条は〜〜」などと三人称で書かれています。『ソードアート・オンライン』は、主人公であるキリトの視点で書かれているときだけ一人称で、他のキャラの視点では三人称。『魔法科高校の劣等生』は三人称の多元視点です。 まあこうしてヒット作だけを見ても「一人称ばかり」とは言えないわけですが、それだけだと「ごく一部の例外にすぎない」などと文句を言う(けど自

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  • ライトノベル『この恋と、その未来。』の打ち切りについて - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    (2016/9/16追記) 『この恋と、その未来。』 最終巻となる6冊目、11月に発売します。四郎と未来、ふたりの結末はファミ通文庫からしっかりお届けしますので、こちらも楽しみにお待ちください。 10月は嬉野秋彦最新作『魔術師たちの就職戦線』登場! そして11月にはあの作品の完結巻が……! | FBにゅーぶろ|話題のラノベ情報が見つかる! 打ち切り回避! ファミ通文庫は神! (追記終わり) 『この恋と、その未来。』が打ち切られた、というニュースが飛び交っています。どうやら最新刊のあとがきでそのようなことが書かれていたそうなのですが、電子書籍待ちの私はまだそれを読めていません。しかし、事実であるとすれば当に残念で、当に理解しがたい話です。 『この恋と、その未来。』、あとがきを読むと「編集部から5巻で完結させろと言われたけど、完成度優先させて6巻構成にしたよ。6巻目はファミ通文庫からは出な

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  • 最近話題の「ラノベ天狗」ってなあに? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「最近のラノベはなぜ叩かれるのか」問題の盛り上がりに伴って、にわかに「ラノベ天狗」の存在が注目されているようです。雑な「ラノベ批判」を見つけ出しては晒し上げて殴りつける神秘の存在・ラノベ天狗。いい機会ですので、その生態について解説を試みたいと思います。 ラノベ天狗の秘密その1:個人の名前です 「弓道警察」みたいな曖昧な存在ではありません。Twitterでのアカウントは @srpglove 、はてなでは id:srpglove です。「シミュレーションRPGラブ」という意味ですがSRPGの話はあまりしません。 ラノベ天狗の秘密その2:花の女子中学生 ラノベ天狗は中学2年生の女の子です。人が言っているので間違いありません。 ラノベ天狗の秘密その3:あんまりラノベを読んでいない ラノベ読者の代弁者・代表者として捉えている方も多いようですが、天狗さんはあんまりラノベを読んでいません。ラノベクラス

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  • ライトノベルのトレンドの傾向 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライトノベルのトレンドの傾向を教えてください。 要素で書いて.. - 人力検索はてな ライトノベルのトレンドの傾向を教えてください。 要素で書いてくれると嬉しいです。 例)ハーレム、異世界、ボーイミーツガーツ、俺tueee系など また、その要素がどう面白いか、よろしければ言葉に落とし込んでください。 トレンドは、『流行』という意味で使ったつもりでした。わかりにくくてすみません。人気のラノベに共通する要素を教えていただけると助かります。 けっこう長文になってしまってもったいなかったのでこちらにも投下します。 「要素」というより「ジャンル」なのはリクエストを読み落としていたからです。 あと、どう面白いかは作品によると思います。 学園異能 2000年代に猛威を振るったジャンルで、簡単に言えば学園物と能力バトル物を結びつけたものです。電撃文庫の得意分野ですね。『灼眼のシャナ』が代表格で、そこから派

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  • ライトノベル『物理の先生にあやまれっ!』の打ち切りっぷりがすごい - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    物理の先生にあやまれっ! (物理の先生にあやまれっ! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 朝倉サクヤ,pun2出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/22メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 559回この商品を含むブログ (15件) を見る物理の先生にあやまれっ! 弐号機 (物理の先生にあやまれっ! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 朝倉サクヤ,pun2出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/06/24メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 402回この商品を含むブログ (14件) を見る 以下には朝倉サクヤ著『物理の先生にあやまれっ!』のネタバレが含まれます。オチのオチまで書いてしまっています。「いまんとこ購入する予定はこれっぽっちもないぜ」という方のみご覧ください。また、これからあらすじを書くので、読んでいる途中でちょっとでも興

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  • ライトノベルのタイトルの「長文」化について - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「〜〜記」「主人公の肩書き + 主人公の名前」 一昔前、まだ俺がライトノベルを読んでいなかった頃の作品を調べてみると、「〜〜記」や「主人公の肩書き + 主人公の名前」といったものが多いように思う。 たとえば前者であれば『アルスラーン戦記』『ロードス島戦記』『ゴクドーくん漫遊記』『十二国記』『デルフィニア戦記』など、後者ならば『無責任艦長タイラー』『魔術士オーフェン』『魔法戦士リウイ』『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』など。 学園ラブコメに「戦記」やら「魔法戦士」やらはつかないだろうから、ファンタジー全盛期ならではの命名と言えるかもしれない。 ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫) 作者: 水野良,出渕裕,安田均出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1988/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 497回この商品を含むブログ (46件) を見る我が呼び声に応えよ獣―魔術士

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