Amazon「夏の読書推進お買い得キャンペーン」 Amazonが、期間限定で新刊書籍の値引き販売を始めました。当初の日経報道や、それに対する反応など、いろいろ事実誤認が散見されるので、ちょっと整理してみることにします。 再販違反じゃないの? これに関しては、公正取引委員会の「よくある質問コーナー」Q12.の解説が分かりやすいです。メーカーが小売店に定価販売を強制するのは「再販売価格維持行為」といい、独占禁止法(2条9項4号)によって原則禁止されている行為です。ただ、一部の著作物(書籍、雑誌、新聞、音楽用CD、音楽テープ及びレコード盤の6品目)については、例外的に独占禁止法の適用が除外されています。これを「著作物再販適用除外制度」といいます。 要するに、出版社が書店に定価販売を強制するのは、例外的に認められた行為であって、出版社が「希望小売価格」にするのは自由なのです。出版社が定価で販売する
タイトルにも書いたとおり、多くの電子書店が網羅率70%を突破しています。まあ、夏期開始アニメなので、だいたい9月末時点では1クール終了していたわけです。そこからさらに1ヶ月半~2ヶ月半後の調査なので、網羅率が高くても当たり前……と思うかもしれません。が、1年前(夏アニメ2012終了時検証記事)のことを思うと、正直言って隔世の感があります。「アニメ放映」という話題になりやすいタイミングを、ちゃんと電子版でも商機に結びつける努力をするようになったのだな、と。 さて、網羅率70%を切っているのは3ストアですが、 iBookstore …… 一部の中小出版社が未配信 BOOK☆WALKER …… 小学館と集英社のコミックが未配信 GALAPAGOS STORE …… メディアミックス戦略を得意とするKADOKAWA系が一部の例外を除き未配信 という傾向があります。詳細は、以下の一覧表をご確認下さい
楽天koboにiOSアプリが登場しました。昨年11月初旬にkobo miniやkobo gloを発表した時「iOSも近日中に」という話だったのですが、そこから半年かかったということになります。 それでもソニーReaderよりiOS対応が早かったことは素直に評価したいところ。また、随所でガイダンスが表示され、初心者にも優しい設計になっていると思います。 ただ、使ってみて1点だけ非常に残念なところがありました。 これはボクの本が横書きだから気がついたことなのですが、横書き文書を横向き画面で見たときに、見開き表示にならないのです。設定で切り替えることもできません。 iBooksの場合、[ブック]と[フルスクリーン]であれば見開き表示になります。 Kindleの場合、見開き表示にするか1画面を1ページにするかを設定から選べます。 Kinoppyの場合は、見開き表示のみです。 横書き文書を横向き画面
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