不正なApacheモジュール「Linux/Chapro.A」は、感染したWebサーバから、コンテンツ供給先のWebページに不正なiframeを挿入する目的で使われているという。 Webサーバに感染する悪質なApacheモジュールが横行し、悪質なコンテンツをWebページに送り込む目的で使われているという。セキュリティ企業のESETが12月20日のブログで伝えた。 同社によると、このApacheモジュール「Linux/Chapro.A」は、感染したWebサーバから、コンテンツ供給先のWebページに不正なiframeを挿入する目的で使われている。このiframeによって、銀行情報などを盗み出す悪名高いマルウェア「Zbot」(別名ZeuS)の亜種をユーザーのシステムにインストールさせる仕掛けだという。 Linux/Chapro.Aはさらに、システム管理者から身を隠すためのさまざまな機能を実装してい
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