写真はイメージです 古くは「腹腹時計」といった爆弾製造方法を記したゲリラ戦法指南書の拡散、近年では爆弾製造に挑む主人公を描いた映画や漫画などにインスピレーションを受け、実際に爆弾を製造してみるという者が現れる事案も少なくない。 ここのところ、日本でも徐々に逮捕者が出始め、ついには19歳の大学生(事件当時高校3年生)が逮捕されるに至ってしまった。 今年3月、名古屋市名東区の公園で「爆発音がした」との通報があり、署員が駆けつけると、地面の一部に焼けた跡が確認された。 捜査線上に浮上した付近在住の少年(当時高校3年生)に事情を聞き、家宅捜索をすると、高性能爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を自宅で製造して疑いが強まったため、今月20日に爆発物取締罰則違反(製造など)の疑いで逮捕となった。 このTATPは2015年に発生したフランステロでも使用された威力の強い爆薬で、原料の入手が比較的容易なうえ作