安倍総理大臣は、4日午後、総理大臣官邸で宮城県の村井知事と会談し、東日本大震災の被災地の医師不足を解消するため、東北地方の大学に医学部を新設することを検討する考えを示しました。 会談で、宮城県の村井知事は、東日本大震災の被災地で医師が不足している現状を説明したうえで、現在は認められていない大学の医学部の新設を、東北地方の大学に認めるよう要望しました。 これに対し、安倍総理大臣は「東北地方は医師不足が深刻であり、新たに医学部を設置する必要性もよく理解した。東北地方の大学に医学部を新設することを検討するよう下村文部科学大臣に指示する」と述べました。 このあと村井知事は下村文部科学大臣と会談し、下村大臣は安倍総理大臣の指示を受けて、東北地方の大学に医学部の新設を認める方向で検討に入る考えを伝えました。 村井知事は記者団に対し、「被災地は医師不足が顕著だ。医学部ができてもすぐ医者が来るわけではない
来年春に増える羽田空港の国際線発着枠が全日空に多く配分されたことについて、日本航空の植木義晴社長は記者会見で、「決定プロセスが不透明だ」として、国土交通省に対して配分のやり直しを求めたことを明らかにしました。 来年春に増える羽田空港の国際線発着枠について、国土交通省は2日、全日空に11往復分、日本航空に5往復分を割り当てました。 これについて日本航空の植木社長は記者会見を開き、「決定のプロセスに不透明さがある」として、国土交通省に対して配分のやり直しと決定過程や外部とのやり取りなどを記した行政文書を開示するよう求めたことを明らかにしました。 全日空に多く配分した理由について、国土交通省は「日本航空が経営再建の過程で公的支援を受けたことを踏まえ、公平な競争環境を確保するためだ」という見解を示しています。 これについて植木社長は「公的支援を得て再生を果たしたことには感謝しているが、あとから制約
ソウルを流れる漢江の川中島に「ヨイド(汝矣島)公園」がある。昔は飛行場があったところで1970年代以降「ヨイド広場」になった。61年5月16日の朴正煕将軍らの“軍事革命”を記念し一時は「5・16広場」ともいわれたが、大統領選挙では各候補者が「100万人集会」を開いて気勢を上げたものだ。 10月1日の「国軍の日」も以前はここで軍事パレードが行われ、筆者は「首都のど真中にあんなだだっ広い広場とは共産国家並みだね」とよく皮肉ったが、90年代末に、いわゆる“民主化時代”で緑の公園に変身した。以後、「国軍の日」の行事はソウル近郊のソウル空港(軍用飛行場)などで行われている。 今年の「国軍の日」は10年ぶりにソウル中心街でも軍事パレードが行われ、ビル街では華やかに紙吹雪が舞った。2月に発足した新政権下で「国の守りを新たに」という意味だろうか。 市街地で市民の歓声が上がるなか戦車や装甲車、大型砲、ミサイ
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