今年最後の出張は、大阪生野からはじまり鳥取米子、広島と南下して、最後は福岡博多へ。一週間の日程を無事終えて、先週末に東京へ戻ってきました。今年、とくに上半期は例年に比べて地方出張が少ない…なんてふてくされていましたが(笑)、最後にいろんな地域でたくさんの新しい出会いにも恵まれ、来る年にも期待を感じさせる有意義な締めくくりとなりました。 イオ新年号を手に取られた方はもうご覧いただけたかと思いますが、新連載「ガンバレ! ハップモ」では、ウリハッキョに子を送る保護者の学校支援活動から日本各地のウリハッキョを紹介する企画です。 今回は生野朝鮮初級学校に行ってきましたが、そこで素晴らしい図書室と出会いました。取材で訪れたウリハッキョの図書室のなかで、はっきり言って抜きん出て充実した図書室でした。 誌面では紹介しきれない、細部まで愛情が行き届いたこだわり満載の生野ハッキョの図書室を写真で紹介します。
【中村靖三郎】低迷する国民年金保険料の納付率を上げるため、厚生労働省は来年4月から徴収を強化する。所得が年400万円以上で13カ月以上滞納する全員を強制徴収の対象とする。納付しない人は延滞金を課せられたり、財産を差し押さえられたりする可能性がある。 保険料の納付は義務だが、2012年度の納付率は59%にとどまる。日本年金機構が電話や戸別訪問などで納付を働きかけても応じない場合は、最終催告、督促、財産差し押さえといった強制徴収の手続きに入るルールだ。ただ強制徴収には人手やコストがかかる。実際は滞納となった保険料の0・2%分(09年度)しか強制徴収の手続きがとられず、75%分の徴収権は時効で消滅している。 厚労省は新たな対策として、来年度から最終催告状を所得400万円以上で13カ月以上滞納する全員に送る。対象は12年度の2倍に当たる約14万人。それでも応じない場合は督促や差し押さえを進める
先週、受け付けや図書の選定といった主な業務を大手書店などに委託する大学図書館の現状を紹介したところ、関係者から多くの声が寄せられた。 「うちは、館長以外は全員ヨソの人」と苦笑するのは、関東の私立大教授。「自ら学ぶ学生」を育てようと、授業の課題などをグループ学習できるスペースを図書館に設けたが、資料を助言できる職員もおらず、今や昼寝場所だという。 かなり前に委託した関西の有名私大の場合、元図書館職員が「最近の職員の資質から、(委託は)当たり前」と言い切る。勤務時間中、ただ受付に座っている。仕事は目録作りだけ……。そんな元同僚の姿を思い出し、「大学改革の嵐の中、目の前の仕事しかしない職員は『不要』と言われても仕方ない」と。 一方、国立大学の関係者は「委託などあり得ない」と言う。図書館は教育・研究の中心で、知と学びの質を高めるのに「委託では困難」と学長や教職員たち。 国立に手厚く予算を配分する国
【阿久津篤史】大会で勝つことや、競技力を高めることを必ずしも目指さない運動部活動について、文部科学省が新年度から、初めて実践的な研究に乗り出すことになった。 全国の教育委員会から公募で選ばれた9地区が「ゆるやかな部活動」を実際に行い、効果を報告する。担当者は「友達と一緒にいる場作りとしての部活動があってもいい。どのように指導をするのか研究してほしい」と話す。政府の新年度予算案で約7千万円が計上されている。 運動部活動では大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒が昨年12月、当時の顧問の暴力を受けて自殺するなど、勝利至上主義を背景とした暴力が社会問題化。一方で、文科省の今年度の全国体力調査で、中2女子の4人に1人は体育の授業以外で運動ゼロとの実態が明らかになり、文科省は部活動が運動の楽しさを感じる場になることも期待している。
【北川慧一】パナソニックは27日、国内で唯一、兵庫県尼崎市の工場で続けてきたプラズマパネル生産を終えた。デジタル家電の稼ぎ頭と位置づけてきたプラズマの火が消えたことは、パナソニックが消費者向けから法人向けへと事業の軸足を移していることの象徴でもある。 尼崎工場ではこの日午後5時から、従業員ら150人が集まって式典を開いた。生産子会社であるパナソニックプラズマディスプレイの白土清社長は「世界初となる数々の商品を世に送り出せたことを誇りに思う」とねぎらった。 ディスプレイ社は2014年度中に会社が清算される。パナソニック本体からの出向者を除く生え抜き社員約250人は来年3月までに退職し、新たな職探しを迫られる。早期退職に応じた退職金の上積み額は数十万円にすぎない。 パナソニックが数百人規模の子会社社員を、配置転換をせずに雇用をやめるのは、福井県と鳥取県のモーター製造子会社を閉鎖した03年以来と
安倍内閣は、12月13~15日に東南アジア諸国連合(ASEAN)10ヶ国との特別首脳会議を開催した。ASEANと日本との経済、安全保障分野での一層の緊密化を図るためという。東京開催は10年ぶり2回目である。 12月14日の特別首脳会議の共同声明をみると、中国による東シナ海上空への防空識別圏設定をめぐっては、「撤回」を求めるに至らず、「飛行の自由」の重要性を強調するにとどまった。 これを産経新聞「主張」は「中国が防空圏設定を発表してから時機を失せず、日本とASEANが、交流40周年の節目に東京の地から声を一つにして、それに異を唱えた意義は大きい」という(2013・12・15)。いかにも安倍政権の翼賛紙らしい評価である。だが事実は異なる。 日本政府は当初中国という名指しは避けたものの、「公海上の飛行の自由」の重要性を指摘し、「国際民間航空分野にかかわる(力の)乱用」が安全保障全般に対する「脅威
先週の東京出張で、僕が一番びっくりしたのは「京急電鉄の電光掲示板」だった。 果たしてここまでやる必要があるのか…。 http://t.co/rychMCEVnF
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思わず耳を覆う暴言が新大久保の街に大音量で発せられた。「殺せ」「出て行け」-。数年前の韓流ブームの頃、歩道から女性客が車道にあふれるほどの活気を帯びた新宿区のコリアンタウンは今年、ヘイトスピーチの現場となり、街の色合いが一変した。 「『ゴキブリ』とか『出て行け』とか言っていた。悲しかったし怖くて、本当に韓国に帰ろうかと思った」。JR新大久保駅近くの韓国雑貨店の女性店員(27)はこう振り返る。 嫌韓デモは以前から行われていたが、過激化したのは二月以降。秋頃にかけ、日曜を中心に、多い日は数百人がヘイトスピーチを行った。「カウンター」と呼ばれる抗議活動も展開され、両者の衝突で逮捕者も出た。 街に落とした影は大きい。スピーチの集合場所の公園近く、台湾式マッサージ店の男性従業員(40)は「日曜日は道路が警官だらけで歩行者が路地に入れなかった。店はガラガラだった」。大久保通り沿いの韓国雑貨店の男性店長
Q 普天間飛行場(ふてんまひこうじょう)の移設(いせつ)問題(もんだい)はなんで時間がかかっているの?A 日本と米国は平成8年に返還(へんかん)で合意(ごうい)したんだけど、反対派の妨害(ぼうがい)もあったりしてなかなか進まなかった。その後18年に滑走路(かっそうろ)2本をV字にして建(けん)設(せつ)する案で合意して計画は再び動き出したんだ。Q でも、それからずいぶん時間がたつよね?A そうなんだ。実は21年に政権についた民主党の鳩山由紀夫(はとやま・ゆきお)内閣が、実現不可能(じつげんふかのう)な「県外移設(けんがいいせつ)」を掲げて、それまでの移設計画を白紙に戻そうとしたんだ。結局、民主党政権は元の案に戻るんだけど、4年近くも迷走(めいそう)してしまったんだ。Q これからどうなるの?A 仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事(ちじ)が埋め立てを承認したので、計画が進んでいくことになるね
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