日本では0−1で敗れたオランダ戦を「善戦」ととらえる向きがあるが、サッカー先進国のメディアはオランダMFスナイデルのシュートを許した守護神、川島のプレーを「ひどいヘマ」(balls-up)と辛辣に批評している。 英大衆紙サンは日本−オランダ戦について、格の違いを見せたGKのプレーぶりを解説。オランダ・アヤックスに所属するGKステケレンブルフは前半38分、MF松井のドライブシュートを「魔法のように繰り出された横っ飛びで防いだ」と表現した。 対照的に、スナイデルの強烈なシュートを防げなかったGK川島は「大失態をおかし、試合の流れを変えてしまった」と説明。正面であれば、世界基準のGKとしては止めるのは当然といった向きで、「ワールドカップで出たひどいヘマで、川島がオランダに勝利をプレゼントした」と報じた。 ドイツの国際放送ドイチェ・ヴェレは「スナイデルのシュートを川島はそらすことしかできなかった」