読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむを読んだ 高橋源一郎ゼミの学生がゼミで岩波新書を読む。著者を招いて講演と質疑応答というセッション。登場する著者と書籍は、下記の三者。 哲学の使い方 (岩波新書)、鷲田清一著 憲法とは何か (岩波新書)、長谷部恭男著 女の一生 (岩波新書)、伊藤比呂美著 鷲田清一の哲学教室、長谷部恭男の憲法教室、伊藤比呂美の人生相談教室。 学生がしっかり読み込んできて、それぞれに鋭く質問をしていく。このやりとりが面白い。高橋源一郎がファシリテーションをするのだけど、ほとんど必要ないくらい、いい質問がバシバシ出てくる。 岩波新書というのは、硬くてお高くとまっている印象があって、自分もそう思わなくもないのだけど、それを学生さんたちが、一生懸命質問して、グイグイ壊していく。発表する皆さんも、その質問に誠意を持って答える。知のバトル。 ゼミでの読