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ブックマーク / hyoshiok.hatenablog.com (684)

  • 博士号のとり方、E・M・フィリップス、D・S・ピュー著、角谷快彦訳、読了、濫読日記風2019、その1, #東京大学生物語 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    研究者の卵である。まだ孵化していない博士課程の1年生だ。博士課程を取得するとはどのようなことか実践的な経験はない(だから学生をやっているわけだ)。 書はそのとり方についての指南書だ。単なるノウハウ集ではない。体系だったガイドブックだ。博士号取得の根源的な意義から、博士課程の学生になるということを説いている。 自分も昨年6月ごろに博士課程を取得するということについて深い知識もないまま(よくないパターンである)、ふと思い立ち大学院入試の説明を聞き、願書を出し、試験を受け(筆記テストと口頭試験)、今に至っている。 その間、何度か指導教員とお話をして、博士課程の学生としての心得を伺い、徐々に研究とはどのようなプロセスなのかというイメージを固めている。 博士号を取得するというプロジェクトはおそらく自分が思っているよりも多くの困難があり予測もつかないような壁にぶつかると思う。そのくらいの想像力はさす

    博士号のとり方、E・M・フィリップス、D・S・ピュー著、角谷快彦訳、読了、濫読日記風2019、その1, #東京大学生物語 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2019/01/26
    1 日記書いた
  • まとめ、濫読日記風 2018、その63 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    2018年も濫読した。年初には50冊くらい紹介できればいいかなと思っていたのだが、10月末の段階で濫読日記風はその15までしか行ってなかった。(ゲーデル、エッシャー、バッハを除けば60冊紹介したことになる。) 濫読そのものは続いていたので、はてな日記に書くのが滞っていた。図書館で借りて感想を記さなかったもいくつかある。読了した時点で、短くてもいいので簡単な感想を記しておくべきだなと思った。流石に半年どころか一月も経つと何を読んだかすっかり忘れているので記憶を定着させる意味でもすぐに書くのがいい。 図書館はパラパラめくる系で熟読したり読了したりしないものも少なくないので、それも何らかの形で感想を記すのもいいかなと思った。 読書に対してはもっと色々なアプローチがある。 この日記は自分のために記しているので、の紹介といっても新刊の書評サイトという風ではなくて、あくまで自分向けの備忘録であ

    まとめ、濫読日記風 2018、その63 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2019/01/01
    濫読日記風2018まとめです。2018年もいろいろな本を読んで紹介した。いろいろな読書会にも参加した。2019年はもっと読みたい。もっと視野を広げたい。
  • 離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応、アルバート・O・ハーシュマン著、読了、濫読日記風 2018、その45 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応 (MINERVA人文・社会科学叢書)を読んだ。 創造的論文の書き方、伊丹敬之著、読了、濫読日記風 2018、その44 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 で読んだ「創造的論文の書き方」でハーシュマンを紹介していたので、興味を持って読んだ。 書は離脱・発言・忠誠というキーワードから、組織や社会と個人の関係だけではなく、経済的な活動にまで議論を広げている。 個人がある組織やコミュニティに属しているとして、その組織なりコミュニティが自分にとって期待するものでなくなった場合、そこから離脱するのか、発言をして内部からそれを変えるのか、様々なオプションを取りうる。経済的な観点から言えば、ある商品なりサービスが自分にとって十分満足がいかないものであれば購入を止めることが離脱だし、クレームをつけ供給側の変化を期待するのが発言、そのまま利用する

    離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応、アルバート・O・ハーシュマン著、読了、濫読日記風 2018、その45 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/12/22
    退職は離脱オプションになる。離脱オプションを取ることによって経営者にシグナルを送ることができる。 1
  • 2018年度OSS貢献者賞を受賞しました - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    北東アジアOSS推進フォーラム(11月14日〜16日、横浜)で、2018年度OSS貢献者賞を受賞した。ありがとうございました。 *1 http://www.ossforum.jp/2018Yokohama 今回の受賞は「カーネル読書会」の活動などを評価していただいたもので、自分としてはちょっと昔の話なので、光栄ではあるが、若干申し訳ないような(?)感想を持った。*2 カーネル読書会は、ほんの思いつきで始めたLinuxカーネルの勉強会のようなもので、1999年4月に第一回を開催して、やってみたら思いの外、楽しくて、多くの人に参加いただいたこともあって、10年以上不定期に開催できた。近年、自分のモチベーションも下がってきて、勉強会の栄枯盛衰を一人で演じている感じもなくはないが、多くの貴重な経験を積むことができた。 過去の資料など http://www.ylug.org/modules/puki

    2018年度OSS貢献者賞を受賞しました - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/11/28
    日記書いた。カーネル読書会飲み会したいw
  • 未経験プログラマがコボルコンパイラを作った話をした #compiler_study - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    コンパイラ勉強会というちょっと心をそそる勉強会があったので参加した。勉強会っぽい勉強会(ってどんなだよ)に参加するのは久々だったので、つい出来心でLTでもしようかと思った。LTすれば定員オーバーでも参加できるだろうという下心があった。 https://connpass.com/event/103976/ LTのつもりでいたら、お時間30分も頂いてしまった。困った。モダンなコンパイラのことで話すネタを持っていない。こーゆー時はLLVMのことなどをさらっと話せるようになりたい。 そこで温故知新、昔話でお茶を濁すことにした。ごめんなさい。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とかなんとか。*1 新卒で入社したDECでの最初のプロジェクトは日COBOLの開発だった。その話をネタにした。 若い人はCOBOLという言語の出で立ちなどは知らないだろうから、昔話としてはちょうどいいと思った。COBOL

    未経験プログラマがコボルコンパイラを作った話をした #compiler_study - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/11/13
    1 昔話をした。楽しかったです。
  • #東京大学生物語 その1 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    9月末に60歳定年退職して、東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻博士課程に入学した。*1 9月末より現役の東京大学生である。博士課程の大学生がどんな生活をしているのか、日記を認めることにどのような意味があるのかという疑問を持たなくもないが、定年退職後のおじさん学生の日記も多くないので自分の経験がだれかの役に立つかもしれないと思い記すことにする。 授業のことなど 9/21に入学式があって、その次の週から授業だが、自分が履修する授業は、10/1の週から開始だった。 輪講(必修)が金曜日午前中にあるので、9/28にいそいそと学校に行ったら、次週から開始ということで、いきなり空振りになってしまった。 図書館で時間を潰していたら、研究室の修士1年生のSさんが声をかけてくれたので、二人で生協堂で昼飯をいに行った。初ランチである。(緩募。ランチ友達) その足で会社に行って最終出社日の各種手

    #東京大学生物語 その1 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/10/22
    1 日記書きました。
  • 9月末で60歳定年退職しました - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    当社の規定により満60歳で定年退職をした。長いようで短かった会社員生活も一区切りだ。自分のプログラマとしての会社員生活を振り返ってみる。無駄に長いし結論はないのでお忙しい人は飛ばして欲しい。 9月末なのでブログ界隈では退職エントリーがそこかしこに書かれると思うが、その中で自分の退職エントリーを連ねることにどれほどの意味があろうか。もちろんないのだが、それでも多くの書き手の年齢を考えると満60歳定年退職というところに若干の希少価値を見出せなくもない。 1984年に大学院修了して以来、プログラマとしてのキャリアを重ねてきた。大学時代の同期でプログラマとして就職したものは皆無だ。当時、工学部の同期はメーカーに就職するのがほとんどで、大手家電メーカー、自動車メーカー、電力会社などなど、当時の誰でも名前を知っている人気企業に就職するものが大半だった。 その中で、日ディジタルイクイップメント(DEC

    9月末で60歳定年退職しました - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/09/30
    1 会社員人生を振り返ってみた。60歳定年退職。
  • ニューヨークからサンフランシスコまで全米を鉄道で横断してみた - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    (地図はシカゴからサンフランシスコまで) アムトラックでニューヨークからサンフランシスコまで鉄道で横断してみた。3泊4日、乗り換え2回だ。 https://www.amtrak.com/home.html アメリカは広い。移動するだけで体力を消耗する。頭では理解しているつもりだったけど身体で理解した。 全米を列車で横断する場合、アムトラックのシカゴがハブになっているので、西海岸からならば、シアトル、サンフランシスコ、ロスアンジェルスからシカゴまで行って、そこからボストン、ニューヨーク、ワシントンDCに向かう。東海岸からならその逆だ。 今回はニューヨークからシカゴ経由でサンフランシスコまで行った。途中、Albany-Rensselaerというところでボストンから来る列車に乗り換える。時刻表だと、19:05発でシカゴに翌日の9:45に到着するので14時間40分ほどの旅になると思いきや、時差が1

    ニューヨークからサンフランシスコまで全米を鉄道で横断してみた - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2018/07/08
    アムトラックの予約方法などを書いた。全米横断は体力勝負だ。1週間休みが取れれば誰でもいける。1
  • プログラマ60歳定年説、FA宣言 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    タイトルは釣りです、すみません。無駄に長いのでお忙しい人は、どーぞ、飛ばしちゃってください。 自分は今年の9月で満60歳になる。60歳というと多くの日企業の御多分にもれず定年である。定年後に何をするのかしないのか、ここで簡単に記してみる。 日の伝統的な大手企業(経団連に属するような企業)では、定年などの制度がしっかり整備されているので、先輩たちがどんな暮らしをしているかおおよそのロールモデルがある。一方で自分が今所属している企業は20年ちょっと前に創業したネット系である。規模は大企業だが相対的に若い企業なのでそもそも50代の従業員がそんなにいなくて定年退職した人も数えるくらいである。 日において職業プログラマの世界では、特にフリーランスではなくて会社に所属している場合、35歳定年説というのが炎上系のネタとしてよく議論される。特にSI系の場合、多重下請け構造の中で歳をってプログラミン

    プログラマ60歳定年説、FA宣言 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2018/06/21
    1 プログラマとして定年を迎えるにあたって考えた。
  • ゲーデル、エッシャー、バッハ始めました - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版を読書中だ。 スゴオフを下北沢のB&Bでやった時に棚の奥に鎮座している書をゲットした。30年以上前に書かれたの20周年記念版の翻訳である。 20周年記念版には、著者による序文が付いている。書は何について書かれたなのか? 評判は昔から聞いていたいのでいつかは読んでみたいと思って今に至るわけであるが、何のなのだろうか?数学かなと予想しつつも読み始めた。Facebookで知人たちは、デザイン、数学、Art、思考のだとか何とか。 序文で、著者は1980年に書(ゲーデル、エッシャー、バッハをGEBと略す)がニューヨークタイムズのベストセラーリストに載った時(それもすごい話であるが)、タイトルの下の『実在は相互につながった組みひものシステムだとする科学者の論考』という要約がついたのだが、それについて全くもってたわごと

    ゲーデル、エッシャー、バッハ始めました - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/04/26
    1年前に「ゲーデル、エッシャー、バッハ」の読書会(ゆるげぶ)を始めました。薄い本も作ったし、人生変わっちゃいました。
  • Ruby25周年イベントで変わったこと変わらなかったことを考えた #ruby25th - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    品川で開催されたRuby 25周年のイベントに行ってきた。*1 http://25.ruby.or.jp 高橋さんのRubyの昔の話から、まつもとさんの未来の話、宮川さんとまつもとさん対談など、コンテンツも盛りだくさんだった。最後にお嬢さん二人からまつもとさんへの花束贈呈があって、家族ぐるみの暖かいイベントになった。スポンサー企業もいっぱい集まって盛況だった。 まつもとさんのお話を聞きながら、この20年前後のICT業界の変わったこと変わらなかったことをつらつらと考えた。 昨今、技術の変化が過度に強調されシンギュラリティに象徴される様々なバズワードが飛び交っている。若い人は(おじさんもそうだけど)、メディアの狂想に踊らされているのではないかと思わなくもない。確かに技術が指数関数的に変化するとしたら、今後N年の変化は、過去の変化の総和と等しいくらいに変化する。ムーアの法則(2年で半導体集積度が

    Ruby25周年イベントで変わったこと変わらなかったことを考えた #ruby25th - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/02/26
    1 技術の変化って、意外とゆっくりしている。
  • 読んじゃいなよ!、高橋源一郎編、濫読日記風 2018、その3 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむを読んだ 高橋源一郎ゼミの学生がゼミで岩波新書を読む。著者を招いて講演と質疑応答というセッション。登場する著者と書籍は、下記の三者。 哲学の使い方 (岩波新書)、鷲田清一著 憲法とは何か (岩波新書)、長谷部恭男著 女の一生 (岩波新書)、伊藤比呂美著 鷲田清一の哲学教室、長谷部恭男の憲法教室、伊藤比呂美の人生相談教室。 学生がしっかり読み込んできて、それぞれに鋭く質問をしていく。このやりとりが面白い。高橋源一郎がファシリテーションをするのだけど、ほとんど必要ないくらい、いい質問がバシバシ出てくる。 岩波新書というのは、硬くてお高くとまっている印象があって、自分もそう思わなくもないのだけど、それを学生さんたちが、一生懸命質問して、グイグイ壊していく。発表する皆さんも、その質問に誠意を持って答える。知のバトル。 ゼミでの読

    読んじゃいなよ!、高橋源一郎編、濫読日記風 2018、その3 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2018/01/04
    1 書影をみると赤い表紙の岩波新書だらけ。最近岩波文庫と岩波新書らぶです。
  • 素人をプロに育ててくれた社内コミュニティ - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    20数年前に新卒で入社したわたしを育ててくれたのは配属先の上司であり、社内エンジニアリングコミュニティだ。 最初のプロジェクトは日COBOLのプリプロセッサを作るというものだった。大学でソフトウェアを学んだが、職業としてプログラムを組むという経験はなかった。プログラムを作ることのいろはをその会社で学んだ。 新卒の初心者プログラマの日常はこんな感じだ。 よ「プログラム書きました〜」、先輩「あれ〜、どこにファイル置いたの?チェックインした?」、よ「まだでした」、ぱたぱたぱた、よ「チェックインしました〜」、先輩「あれー、ビルドできないなあ、コンパイルエラーが出るよ」、よ「コンパイルしていませんでした〜。今直します〜」、あれやこれや、よ「出来ました。ばっちりビルドも出来ます〜」、先輩「あれー、テストが通らないなあ、ちゃんとテストしたの?」、よ「テストはしていません(きっぱり)」、先輩「おいおい

    素人をプロに育ててくれた社内コミュニティ - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/12/26
    1 新人の頃、コードを書いて、テストを書いて、ビルドしてテストをして、チェックインをするというのを教えてもらった。もう30年以上前の話です。当たり前のことを当たり前にする。それができるのがプロフェショナル
  • テスト駆動開発、Kent Beck著、和田卓人訳、濫読日記風、その28 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    テスト駆動開発の発売記念という建てつけの技術書の歩き方勉強会「テスト駆動開発」編 - connpassというイベントに参加した。 テスト駆動開発は2003年に翻訳出版されたのだが、絶版になっていて、先日、和田さんが訳し直して出版された。その経緯は新訳版『テスト駆動開発』が出ます - t-wadaのブログが詳しい。 ソフトウェア技術書の古典的名著を翻訳しなおし、復刊するという商業ベースにはなかなか乗りにくいことを敢行した和田さんとオーム社に拍手を送りたい。 再翻訳に当たって、1)サンプルのソフトウェアのバージョンを最新にした、2)判型を小さくした(持ち運びやすい)、3)サンプルコードの省略をやめ、コードの変更点を目立たせ、各章ごとにその時点の全コードを記載する、というような工夫を施した。 それによって、現時点でも非常に読みやすい構成になっている。 そして書の最大の特長は、付録Cにある、和田

    テスト駆動開発、Kent Beck著、和田卓人訳、濫読日記風、その28 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/12/05
    1 和田さんの名訳。付録Cが熱い
  • エリック・ホッファー自伝ー構想された真実、エリック・ホッファー著、読了、濫読日記風、その20 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    エリック・ホッファー自伝―構想された真実を読んだ。 エリック・ホッファーという人について全く知識なく自伝を読んだ。面白かった。 彼は1902年にドイツ系移民として生まれ、7歳で失明し、15歳の時視力回復する。正規の学校教育を受けていない。日雇い労働で生きながらえながら放浪をしつつ、独学をした。ドストエフスキーの「白痴」は、ほとんど内容を覚えてしまうくらい読んだ。「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」を読み返してみて、自分の心が成熟していることに気づく。(27ページ) しかしながら、この時期ドストエフスキーやその他の作家たちよりも、彼の心を支配した一冊のがあった。旧約聖書である。(28ページ) モンテーニュのエセーを読みそこに自分の姿を発見する。(90ページ)砂金採掘の時期に、勉強し、考え、そして書いた。仕事のない日を過ごすために十分な読み物を用意する必要があって、古屋で1000ページくらい

    エリック・ホッファー自伝ー構想された真実、エリック・ホッファー著、読了、濫読日記風、その20 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/11/28
    1 おすすめだ
  • カラマーゾフの兄弟を再読した、濫読日記風、その19 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    ドストエフスキーの読書会の最後の課題が「カラマーゾフの兄弟」で、課題的には一回読了している*1ので特に問題(?!)はないのだけど、なんとなく再読するくらいの勢いがないといけないのではないかと思い新潮文庫版(原卓也訳)で飛ばし読みをした。 その感想。長い上に落ちも結論もありません。 連続する読書会「ドストエフスキー」 ドストエフスキーの読書会、最終回は「カラマーゾフの兄弟」だ。読んだよ。読んだ。読みましたとも。この傑作を。読了したツワモノたちの中に一人で入りましたとも。 おなじみの光文社古典新訳文庫(亀山郁夫訳)でガッツリ読んで、勢い余って、二周目に突入して、今度は新潮文庫版(原卓也訳)で読んだ。 光文社古典新訳文庫には、主要登場人物の名前が書いてある栞が付いているので、初心者に優しい。そればかりか、各巻ごとに亀山郁夫先生の読書ガイドが付いている。なじみの薄いロシア文学あるいはドストエフス

    カラマーゾフの兄弟を再読した、濫読日記風、その19 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/11/26
    1 二周目。光文社古典新訳文庫は読みやすい。読書ガイドもおすすめだ
  • 本を読め、恋をしろ - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    モノを書いて自由に生きる。―Writer Career Meeting―というイベントに参加した。 ローカルジャーナリストの田中輝美さんと作家・編集者の田村真菜さんのトークを中心にジャーナリストで法政大学社会学部准教授藤代裕之さんがモデレーターをするという構成だった。 田中さんと田村さんの創作の方法などを藤代さんが質問しながら引き出していく。 田中さん、20代新聞記者の頃、ひたすら書くことによって、書く訓練・修行をした。書けることの面積を大きくして行って、書きたいこととの接点を大きくした。を読むときは(使う前提で)いいフレーズをメモる。人が書いていない穴を探す。人と同じ仕事は来ない。書いたものについてのフィードバック、例えば、どこがわかりにくかったかなどを聞く。 フリーランスになる時、周りの人は、うためにやりたくないことをやることになるから、みんなやめておけと言う。やりたいことをやるた

    本を読め、恋をしろ - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/07/18
    1 仕事の仕方。締め切りを守る。受け取りましたのメールを出す。60%の出来でも締め切りまでに出す。待っている人の不安を減らす。書き直しは後でもできる。
  • ゆるゆるゲーデル、エッシャー、バッハ(略してGEB)本、読書会中 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版(略してGEBげぶ)読書会中*1 一体何に関するなのだという疑問を持ちつつゆるゆる読書会中だ。ゆるゆるゲーデル、エッシャー、バッハ(GEBげぶ)読むので、「ゆるげぶ読書会」と呼ぶ。主催者の白石さん命名。 第1章はMUパズルというのが紹介されている。それは形式システムである。 Wikipediaに解説が載っている。https://en.wikipedia.org/wiki/MU_puzzle Nr. Formal rule Informal explanation Example 1. xI → xIU Add a U to the end of any string ending in I MI to MIU 2. Mx → Mxx Double the string after the M MIU to MIUIU

    ゆるゆるゲーデル、エッシャー、バッハ(略してGEB)本、読書会中 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/06/08
    1 骨のある本なのでみんなでゆるゆる読む。
  • 作文技術の本のリスト - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    理科系の作文技術(中公新書)という1981年に発行された名著がある。 先日、そのについてお話しする機会があったのだが、それを話すにあたって、作文技術をあれやこれや手に取ってみた。屋で適当に見つけたものやら図書館で手に取ったものなど、備忘録としてリストしておく。必ずしも読了、精読したわけではない。(順不同) それぞれについて、理科系の作文技術との比較などをしてこの日記をアップデートしたい。(2017年6月1日時点で整理中です) 理科系の作文技術(リフロー版) (中公新書) 【新版】日語の作文技術 (朝日文庫) 論文の書き方 (岩波新書) 論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス) レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫) 仕事文の書き方 (岩波新書) 理系のための 論理が伝わる文章術 実例で学ぶ読解・作成の手順 (ブルーバックス) The Elements of St

    作文技術の本のリスト - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/06/01
    1 作文の技術の読書リスト
  • 習って覚えて真似して捨てる、真藤 恒、読了 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    かつて日電信電話公社というのがあった。NTTの前身である。その最後の総裁で新生NTT初代社長真藤恒の著である。図書館で借りて読んだ。 1910年(明治43年)生まれで、石川島播磨重工業(現IHI) では社長を務めた。当時としては画期的な手法で数々の船舶を建造した。1981年に電電公社の総裁になった。 「習って覚えて真似して捨てる」は、真藤を囲む「おしゃべり会」を持ち、そこでの内容がまとめられた。読みやすい構成になっている。*1 「脚下照顧」、自分の欠点を自分で見つける力をもてるように修行せよ、ということらしい。それは真藤の口癖「習って覚えて真似して捨てる」と相通じるらしい。 「経営とは先輩から習ったものを、片っ端から捨てていくことの連続であり、現状をどう変えるかがポイントである」(44ページ) 「1950年ごろから65年にかけて、船の建造期間が大幅に短縮され、それまでと比べ三分の一ないし

    習って覚えて真似して捨てる、真藤 恒、読了 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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    hyoshiok 2017/04/28
    世界はソフトでできている。真藤恒は電電公社の最後の総裁で民営化したNTTの初代社長だ。ソフトの重要性を理解していてそれまで丸投げだった電子交換機のソフトの内製化を命じた。後にリクルート事件で失脚する