中原淳(東京大学・准教授)のブログです。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 小生にとっては、もはや風物詩のようになっていますが、毎年、この頃になりますと、研究計画書を目にする機会が多くなります。 研究計画書といいますと、まー、あれですわな、「素敵な研究計画書の書き方」などは、書籍やら、ネットやらに情報があふれておるわけでございまして。 へそまがりの小生は、どうしても、一寸変わったことをやろうということになるわけでございますな。 というわけで、本日は、「残念な研究計画書を書くコツ」について、書いてみたいと思うわけでございます。 ▼ 残念な研究計画書、いいかえれば「アチャパー、やらかしちゃいましたね」といったような研究計画書を書くコツは、次の5点です。 1.研究しない 2.絞れていない 3.調べていない 4.主張してい