これは絵画と写真の違いについてアンリ・カルティエ=ブレッソンが語った時の言葉です。 絵画はリアリティに入念に手を入れて絵画が出来上がるのに対し、写真はただ1回の露光で捉えた究極の一瞬なのだ。と語っています。 アンリ・カルティエ=ブレッソンは絵画を見るのがとても好きだったようで、写真展に行く事よりも絵画展などの方へ積極的に足を運んでいたといいます。 「私は普通あまり多くの写真を見ない」と断言しているほど。 古い絵も現代の絵も好きで、絵画を見ることに多くの時間を割いていたそうです。 完成された構図を一瞬の世界の中に入れ込むことに執念を持っていたブレッソンの言葉らしいですね。 ブレッソンの写真を見ると本当にこんな瞬間があったのだろうか?と思わせるほど驚きの瞬間を撮影しています。 どうしたらこんな瞬間に出会えるのか・・・。 良くブレッソンは長いこと同じ場所に待ち続けて決定的瞬間を撮影したのでは?と