古き良きヘヴィメタルを追求するスウェーデンのグランド・メイガス。9枚目となるアルバム『ウルフ・ゴッド』がリリースになるということで、ギター/ヴォーカル担当の、ヤンネ“JB"クリストファーソンに話を聞いてみた。 川嶋未来(以下、川嶋):ニュー・アルバム『ウルフ・ゴッド』がリリースになります。過去の作品と比べた場合、どんなところが進歩している、あるいは異なっていると思いますか。 ヤンネ:一番の違いは、今回のアルバムではジャムをして、メンバー全員で曲を書き上げたことだね。俺一人だけで書いてしまうのではなく。レコーディングの前に全員で入念にリハーサルをして、実際のレコーディングでは、ベーシック・トラックは一発録りをしたんだ。ベース、ドラム、ギターはワンテイクで録って、そのあとに追加のギターを入れた。つまり、それぞれの曲ごとに録っていったんだよ。まずドラムを全曲録って、そこにベースを重ねて、というの