早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。 皆さんに新しい問題を提示したい。 皆さんは、今国会で臓器移植法の改正案が審議されていることを、どの程度ご存知だろうか。 昭和33年に角膜移植に関する法律が成立し、昭和54年これが角膜及び腎臓の移植に関する法律に改正され、平成9年に現在の臓器移植法が成立している。 臓器移植法を簡単に説明すると、次のとおりである。 1 基本的理念 臓器提供に関する本人意思の尊重 臓器提供の任意性の確保 移植機会の公平性 2 対象となる臓器 心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球 3 臓器の摘出に関する事項 本人が臓