●操作性能測定(NEM:Novice Expert ratio Method) 設計者とユーザの間に生まれる操作モデルのギャップを客観的なデータとして抽出する定量的評価手法。 両者の操作時間(ある操作ステップから次の操作ステップに移るまでの時間)を比較することにより操作性の問題個所を効率良く発見することができる。 設計者および一般ユーザの操作時間を測定し上記のようなグラフ表示を行う。どの操作ステップの操作時間が長いか、どの操作ステップの比率が高いかがグラフから直感的に把握することができる。 本評価手法ではいわゆる専門家でなくても問題のある操作ステップを容易に発見できる点が従来にない運用上の大きな特長となっている。 本評価手法で抽出されるN/E比を用いて商品の操作性能を定義することが可能になる。操作性能とはその商品が背負う技術的、コスト的制約を除き、設計者がユーザの操作モデルをどれだけ把握し